絶妙なバランス ■

我家には「エアコン」なるものは御座いません。

昔、集合住宅に住んでいた頃、標準で設置されていたんですが
根っからの貧乏性で、夏場のエアコンは全く使用した事ありませんでした。

家内と住むようになり、頼み込まれてタイマー制御の窓締め切りで
妥協して１時間ほど運転としましたが、翌朝見事なまでに裸になっておりました。
以降、家内もエアコンとは言わなくなりました。

と言うわけではないのですが、私は扇風機が大好きです。
昨晩は「蒸す・蒸す」状態となり、今シーズンはじめて扇風機タイマー「微風」状態で寝ました。

我家の主力扇風機「１号」なんですが、これが中々只者じゃありません。
羽根が、いわれ無き夫婦喧嘩の被害者となり、割れたのは5ほど前です。

割れてから、気がついたのですが、羽根が一部なくなる事により
異常な「ノイズ・振動」が伴うようになりました。

扇風機の正常な運転は、当たり前の事だが羽根が全て揃っていて成り立つと言う事だ。
ガムテープでバランスをとったり、色々試みたが、やはり購入時の静かさはもうない。
きっと運転能力も低下しているし、それは寿命に影響していると思う。

頭の中で納得できる、技術だが羽根のカープ・枚数等良く考えてみれば
よく出来た工業製品なのかもしれない。

結局昨晩は、蒸して五月蝿いので、小僧と私は玄関付近で、
カブトムシの羽音を聞きながら寝た。