5月の第2日曜は母の日だ。



今年はコロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が出された状況下における初めての母の日となる。だからいつものようほのぼのとした母の日とは明らかに周りの雰囲気は違う。
誰にとっても母親は大切だしいつまでも元気でいて欲しい存在だと思う。そんな母親に対する思いをズドーンと歌って僕の心にとどまっている三曲をご紹介します。
◆Mother◆

John Lennonの名曲。John の幼い頃の体験がベースにある曲だけどしかし余りにも悲しいよね。オープニングの荘厳な鐘の音の後にうたいだされる。
Mother,you had me
but I never had you
I wanted you
You didn't want me
So I, I got to tell you
Goodbye Goodbye
この歌詞は悲しすぎるよね。
そしてエンディングの
Mama don't go
Dady go home
の絞るような繰り返しを聴くと本当に切なくなってしまう。狂気じみていると言われて放送禁止になったところもあるらしい。
幼い時のこの切ない体験があったからこそ
ショーンが生まれた時に5年間も主夫として子育てに専念したのだ。
◆Mama◆

この曲もてとて陰鬱な気持ちになってしまう。Genesisの曲だ。
この曲はこの世に生まれることが出来なかった子供が母親に向かって歌っている歌だと知った時には結構ショックだった。
I can't see you Mama
But,I can hardly wait
Ooh,to touch and to feel you,Mama
Oh,I just can't keep away
と言った感じで歌詞は延々と続く。何とも言えないキーボードのイントロに続き重々しいPhil のヴォーカルが更に聴くものを憂鬱にしてしまう。
◆ママ・・・◆

これはジュリーがアルバム思いっきり気障な人生で歌っている曲で
自分の膝に残る傷跡には何か理由がある筈だけどママはそれについて何も教えてくれぬまま亡くなってしまった。一体何があったんだろう?と問いかける歌詞になっている
ママ……
ぼくの膝(ひざ)に残るあとは
何の時の傷なのでしょう
一度もママはそれについて
話をしてくれない
何故なのでしょう
ぼくの膝(ひざ)に残るあとは
何の時の傷なのでしょう
一度もママはそれについて
話をしてくれない
何故なのでしょう
こんな感じで
なつかしいママを呼び
出来ることならばたずねたい
幼い時にこのぼくは
あゝ 何をしたの 何を
出来ることならばたずねたい
幼い時にこのぼくは
あゝ 何をしたの 何を
この曲はライブでは一度も聴いた事が無いね。実際ジュリーもこの曲を出した次の年に実際にお母さんを亡くされたんだよね。
ジュリーにはママとドキドキと言う軽快なロックテイストの曲もあるので楽しい気分になりたい時は其方をどうぞ。
明日は母の日です!ありったけの感謝の気持ちを伝えましょう!