ヘルシンキのカンピ駅から長距離バスに揺られ約2時間。
ヘルシンキに次ぐ第2の都市、タンペレへ行きました。
お目当ては、ムーミン美術館です。
ちなみに、バス代往復で7.9€(約950円)でした。安い。
私たちの前の席は日本人の親子連れで、小学1年生くらいの女の子とご両親。
8月13日だったので、お父さんちょうど貴重なお盆休みに入ってすぐだったのでしょう。
めちゃくちゃお疲れのごようすでした…
昔昔まだ20代の頃、アメリカのディズニーランドに行ったときのことを思い出しました。
みんなものすごく楽しそうに動き回っていて、日本の遊園地みたいにベンチで横たわっているお父さんなんてひとりもいないことに驚いた。
あれから30年近くも経つけど、なにも変わっていない。
ちなみにフィンランド、「夏休みは一ヶ月」と国で決められているそうです。
うらやましい。。
タンペレ大聖堂
花崗岩で作られているタンペレの代表建築。
螺旋の柱が迫力でした。
タンペレの街は、ヘルシンキとかなり雰囲気ちがい、過去の工業都市の名残があちこちに。
フィンランドを代表するテキスタイルブランド、「フィンレイソン」の工場跡地、レンガの建物や煙突がたくさん残されていました。
現在も取り壊されることはなく、オフィスや商業施設になっています。
タンペレ大学の周りは若い人が大勢歩いていたのでたぶん大学生かな?
でも若いといっても日本の大学のように、みんながみんなそれほどではなく(すいません)
そういえば北欧はいくつになっても大学に戻って学べる環境があるんでしたね。
ムーミン美術館はバスを降りて徒歩20分くらいのところにありました。
単独ではなく、地域の文化ホール?のような建物の中に入っているかたち。
12€(約1,440円)
残念ですが、撮影はここまででした。。
期待どおり楽しくて癒されました。
1969年から「カルピスまんが劇場」で放映されていたアニメーション映像や、
1990年にテレビ東京で放映された「楽しいムーミン一家」の懐かしい映像なども流れていて、
ムーミン好きの方にはたまらない場所だと思いますよ。
日本人の方たくさん見えてました。
展示物紹介のナレーションボタンも、「フィン語」「英語」「スウェーデン語」「ロシア語」「日本語」でした。
なので、日本語が館内にたくさん流れていました。
原画も素敵でした。
いつか全巻揃えて読んでみたくなりました。
ムーミンって、なんでこんなに癒されるんでしょうか。
ふしぎ。
またヘルシンキのアカデミア書店に行ってムーミンの本に囲まれたい…
ちょっと落ち込むことがあっても、ここに来れば立ち直れそう。
そんな気がする。
もうひとつのタンペレの観光名所、ピューニッキ展望台へ。
高さは26メートル。
360度見渡せます。
向こうに見えるのは遊園地。
タンペレつづく。。