私が生まれてきた理由

私が生まれてきた理由

父と母から虐げられるため

私が生まれてきた理由

兄弟（姉妹）ともうまく関われないように

私が生まれてきた理由

自分の子どもには愛をささげるため・・・・・


こんなふうに置き換えないとこの歌は苦しくて辛くて最初の三行でノックアウトされます。


確かに、父と母がいなければ私は生まれていないし、虐待もなければ、今の私にはなっていないということは、言葉では理解もしているし、殺されなかったことは、感謝もしています。

でも、

私が生き延びることが出来たのには、「これって、変だ」という思いがあったり、私の心の中にいる、「小さい私」が叫んでいたからなのだと思うのです。


助けてって。

おかしいよって、私の変わりに言ってよと、子どもの声なき声を伝えてよと、大人になれるのを待っていたからだと思うのです。

でなければ、耐えられないことがいっぱいだったわけですから。


ただ、連鎖を切るという作業は自分の子どもでも難しい偉業でもあります。

今はサポートの手段も、団体もいっぱいあります。自分が変わろうと思えば、いくらでも変わることが出来る時代でもあります。

本もたくさんでています。

渦中の中にいる子どもと出会えるのは、CAPだけです。

下手に介入すると子どもはもっとひどい経験をスルことになりかねません。

私を担当したセラピストは性虐待を受けた傷よりも、「子どもらしく育てなかった方の傷がとても重い」といいました。


それはそのとおりで、3歳から20歳いえ、大人になってまでも、私を苦しめていた、母。

子どもの形をした、大人だったから。

過去にとらわれて、うだうだ過ごしているわけではないです。

でも、突然降ってくるフラッシュバックは昔よりは、よけられるけれども、きついし、辛い。

この後遺症は、誰にもわからないと思うし、私は人格が変わってしまうので、覚えていないけど、いつも心の中がサワサワしていて、嫌な感じです。（人格交代は、家族限定なので、ご安心を）（笑）