対策・・・

あの大きな地震からもう１週間が経ってしまいました。

通常は　建物の下敷きになった方の救出などのニュースが
流れていたのだろうと思いますが　それさえも出来ないほどの
被災者の数　そして　津波によって建物もない状態なので
救出作業がさほど活発では無いようです。

そして　それに追い打ちをかけるように原発の事故。。
福島の方には　本当にお気の毒ですが　でも　想定外の地震と
想定外の津波でも　何とか最悪の事には至ってない事に
ある種　日本の技術の高さを感じてもいます。
今日は　少し良い方向に向かっているようで　このまま
危機を脱出して欲しいです。


わが家は　大した被害もなく　また　計画停電も何とか免れ
申し訳ないような気もしています。
ただ　今後　関東から東海にかけてのプレートに地震が起こる
可能性もあるらしいので　備えをきちんとしなくてはいけないと
感じています。　


　　　　　　↑
先日の地震で　長男が作った棚が頼りないので　とりあえず
棚から降ろして纏めてあります。
これだけで５００枚ほどらしい（本当はこの３～４倍ある）です。

来月上旬には　買い足したレコードラックが届くので　それに
収納しようと思っています。
万全とまではいかずとも　少しは良いかな？

計画停電・・・

地震による原発事故の影響で電力不足になっています。
そして　関東地方の一部地域で　大規模な『計画停電』が
実施されています。

地震の２日後には　その広報が行われ３日目に実施か？
と思われましたが　私達の自治体では４日目より
実際に停電になった地域があったようです。

東京電力が　送電の都合で　停電にする地域を五つのグループに
分けて　行っているのですが　東京２３区の中でも実施されるのは
５～６区程度で　それもその区の中で全域ではなく　一部なんです。

たまたま　わが家はその範囲には入っていなかったのですが
お弟子さんのひとりが　同じ区の中でも計画停電の地域に
指定されていて　何だか　不公平感があったり　またお気の毒です。


わが家は元々　冷蔵庫が２つあり　冷凍食品のの在庫も結構多い方
だったので　最初にその広報があった時には(@_@;)で、停電が
３時間程度と言う事で　冷食はある程度解けてしまうかもしれないけれど
いくらかは役に立つかと思い　保冷剤を冷凍庫にたっぷり入れ
凍らせるとともに　厚手のビニール袋に水を入れ　凍らせて
万全の態勢を取っていました。
まあ・・それを使わないで済んだのですが・・(^^;;) アセアセ

停電時の冷蔵庫の中身を守る方法
　　　　　↓
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110317-00000008-pseven-pol



でも　停電になるお家では　工場などお仕事をしている方もいますので
生産が出来ないとか　あるいは　時間帯が毎日違うので　最初は　実施！
と言いながら　実施されなかったり・・と　ずいぶん振り回されたようです。

これから徐々に暖かくなり　電力の消費が抑えられる時期になりますが
夏に向かい（２～３ヵ月先）　どうなるのか　不安です。
勿論　福島の原発で　今の状況を少しでも良くしようと作業されて
いらっしゃる方には　本当に感謝しています。


私にできる事は・・・
今まで普通に暮らしてきたこと（インフラ）に感謝する事。　
またエネルギー（ガソリンも含む）を大事に使う事。
食料（全て命あるものから食べるために命を頂いたものである）を
無駄にしない事。
　
多くの方が　考えるきっかけになって下されば・・と思います。

地震の影響・・・

地震の被害に遭われた方は　厳しい環境の避難所で
何とか頑張っていらっしゃるようですが　時間の経過に伴い　
行方不明になっていた家族の　遺体確認など　二重の悲しみを
受け入れなくてはならない状況にあり　本当にお気の毒です(-_-;)

また　原発に近いエリアの方は　地震の被害とその影響による
原発事故の事で　こちらも　かなり大変な状況になっているようです。


元々　報道する側も　不安をあおるような伝え方をしていない
でしょうか？
ごくごく普通の人には　テレビなどの報道で　右往左往して
しまうのではないでしょうか？


実母の行動を見ていて　いつも感じている事ですが・・・
テレビから流れてくる情報を　自分にとって都合がよいとか
悪いとか・・という選択の仕方なのか　明確にはわかりませんが
ところどころを　頭の中にインプットするようなのです。
ですから　実母に限らず　人間ってそういう部分があるのでは・・
と思ったりします。


そしてまた　こんなこと言って良いのかどうか・・とも思いますが
被害に遭われた方達も　そこのエリアだけではないという事を
意識しないと　不平不満が出ると思いますし　また　何よりも
私達のように　地震は起きたけれどもそれほどの被害もなく
そこそこの生活ができる人達が　買占め行動に出る事が
何とも悲しい事です。






被害に遭われた方達が多くいらっしゃるある自治体の市長さんが
自分たちの市に　救援物資が届かない・・と　訴えていました。
それは　福島から半径20キロ、30キロというエリアで　救援物資を
運ぶ人が怖がって　来てくれない・・と言っていました。

勿論　赤ちゃんから年配の方までいらっしゃるので　お困りは
理解できますが　でも　その原発で何とか被害を食い止めようと
作業している方にも　家族もいらっしゃいます。
おそらく　ご自身も家族の方もある程度の覚悟を持って
いらっしゃるとお察しします。
そんな方達の事も　考えなくては・・と　私は思います。

そして　勿論　インフラは国や自治体のレベルでお願いしなくては
いけないでしょうが　私自身は　『国が何とか～』などと思わず　
自分の事は　自分でと常々思っています。

そして今回の事で　何でも豊富にある社会に生まれてきた次男に　
元々　電気もガスも水道もある事が当たり前じゃないのだから・・
と　わからせたかったのですが　結局は計画停電が今のところ
実施されておらず　相変わらず大事さを伝えられない事が残念です(-_-;)　

過激な発言・・・

一昨日　I原都知事が過激な発言をしてしまったようですね！

個人として仰るのは良いのでしょうが　都知事としては
ちょっと・・というか誤解（真意が伝わらない）されると思います。


わが家でも　かなり過激な事を言う実母がいます（笑）
今回の地震や原発事故の事を見ると　確かにお気の毒だと
それは思っているようです。
でも　終戦を　十代後半で経験しているものですから
その当時の事を話してくれます。

戦時中は　今回の地震（自然災害）のように　日本の一部ではなく
日本中どこへ行っても　物資がなかったりで　調達も難しかったし
とにかく　大変なだったと言うのです。
それだけでなく　時折　空襲もあるし・・と。

そして終戦になると　東京の多くは焼け野原だったのに
皆　自力で復興させていったけど　今はみな　誰かに頼って
いるみたいだと。。


母の話を聞いていると　確かに　救助やインフラは　国や自治体の
レベルでやらないと出来ないでしょうが　ある程度　環境が
整ってきたら　被災した方達も　頑張らなければいけないでしょうし
また　被害に遭わなかった地域の人達は　間接的にでも援助できる
環境を作らなくてはいけないのでしょうね！！


でも　実際には・・・
昨日も　日常の買い物に出かけましたが　スーパーに行っても
お米・パン・インスタントラーメンなどの食品・ペットボトル入りの
水やお茶・トイレットペーパー・乾電池・女性の衛生用品・紙おむつなどの
棚が何もない状態でした。
また　少しずつですが野菜などの生鮮食品やお豆腐などにも　影響が
出始めていました。
また　ガソリンスタンドも長い行列が出来ていたりで　東京では
普通のようで　実は　何だか歪んだ状態になっています。
本来は被災地にそういう物資が回るように買占めなんて
してはいけないんじゃないの？・・と。。。


ですから　I原都知事が言った事は確かに　極端ですが『我欲』
と言った事は確かです。
どうも　自分だけ良ければ・・という意識が老若男女問わず
あるような気がしてなりません。


福島の原発事故の事は　何とかおさまってくれる事を祈るばかりですが
計画停電の件も　自分の地域だけは起こらないように・・と考える人が
いない事を祈りたいです。










ニュージーランドの地震の時に『対岸の火事』ではないのですが
遠くに感じていた私も含め　このような非常時にすべき事を　
考えなくてはいけないと思いました。
そして　『空気』と同じ様に『電気』の大事さも。。。

昨日の事・・・

実母の膝関節の手術が９時からなので　８：４５に病院着。
先生は２時間ほど・・と仰っていましたが　麻酔から始まり
覚めるまで　オペ室から出てこなかったので　４時間以上を
レストルームで過ごしました。
あらかじめ　資料や音源や譜面を持ちこんでいましたので
しばしお勉強です(^^ゞ

１３時過ぎに　やっと病室へ。。
そんな頃　昨日は実は『らくだ亭』という落語会があり
私も行く事になっていましたが　中止の連絡がありました。
ある意味・・ホッとしました。


何しろ　朝から電車は殆んど運行されていませんでした。
地下鉄は東京の中だけ動いていますが　私鉄に乗り入れている部分は
ほとんど機能していませんでしたし　また　東京電力が
前日にいきなり決めた『計画停電』の発表で　混乱してました。

私共の地域も第５グループという所に入っており　停電する時間
までにと　色々準備をしていましたが　とりあえず回避されました。

でも　買い物に行くと困った人たちが　買占めをしているんです。
東京は　徐々に東北地方からの物資が来なくなります。
とは言っても　東北地方の西側（青森西部・秋田・山形・新潟）は
多少の地震の被害はあったでしょうが　東側のような壊滅状態では
ないと思うのです。
ただ　私達民間人が　何かを送ろうと思っても　宅配業者が
東北方面の配送は受け付けていません。
おそらく　道路の問題でしょう。。。

ですから　あまり被害のなかった私共がガソリンを買い占めるのではなく
被災者に届くように考えなくてはいけないんじゃないでしょうか？


また　福島県の付近の方は　地震の被害に加え　原発事故が
不安をましていると思います。
原子力安全保安員の方が　色々説明されますが　一般の人には　
詳しい事はわからないのだと思います。
そして　放射能の被曝が何よりも怖い事ですが　その恐れが
あるのかどうか　どう対処すれば安全なのか。。。
情報を正しく伝えると言うより　不安をあおるとも取れる報道に
対して　こちら側も　きちんと見極めなければならないのでしょうね！！


一方　昨日買い物に行きますと　極端に物が無いのです。
こういう事態が起こると　皆さん買占めに走るようです。
そうじゃなくて　本来は被災した方達に　物資が届く事を
考えなくてはいけないのに。。
今現在　電気はともかく　ガスも水道も供給されている私の地域で
カセットコンロとか乾電池を買いあさっている人を見ると残念です。




こういう事態になるとは誰もが予想していなかったかと思いますが
高速がどこまで行っても１０００円だからと　ガソリンを使いたい
放題にしていた方には　少し考えていただきたいですし。。。

原子力発電にしても　お近くの方は　勿論こういう危険が伴う事で
反対なさっている方も多いのだと思います。
ですが　廃止・反対というのは簡単ですが　現実も見なくては
いけないのだと思います。
私も含め多くの人が　電気無しには生活できなくなっています。
より安全なものを　作って戴くよう原子力安全保安院の方達に
お願いしたいです。