南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

アンツ 海解禁

2006年07月23日 | 僕のミクロネシア
今日は待ちに待った?
初! 海の日です。
ミクロネシアに来て24日。やっと海に行くことができました。
今まではあまり赴任当初に海に遊びに行くことは慎むようにとお話があり、控えていましたが、とうとう解禁です。

場所はアンツ。
ポンペイ島には人口のビーチ以外にビーチはありません。
そして環礁に囲まれているため、島の海は穏やかな反面、皆さんが想像されているような真っ青な海ではありません。

しかしそこは南の島。船を借りて1時間もいけば、パラダイスのような島に行くことができます。
そんなわれわれにとっても身近なのがアンツです。(なかなかいけず、先輩の方も一年で一回行っただけの方もおられるようです)

船も漁船のような船を借りていきます。
一時間経つとそこは、別世界です。

そして無人島に降り立った我々はローカルのドライバーが島に住むカニを教えてくれて、一緒に取りに行きました。

木の実がなる木の上に上り、木の実を落として食べる習性があるので、木に登っているのを見つけると、木の下から煙りだし、あぶり出して降りてくるところを捕まえます。
そして焼くとなんとおいしいのでしょう。
もちろん、椰子の実のジュースは飲み放題です。

シュノーケリングも真っ青な海の中で珊瑚を見つけると色とりどりの魚たちが自由に私に気兼ねすることなく、泳ぎ続けます。

でも気をつけることが。それは南の島の海に浮かぶ小さな島に照られれる太陽光線。
上半身裸は禁物。僕はとても日焼けしやすいので、Tシャツを2枚重ねて泳ぎました。

あと夢中になったのが、貝拾い。もちろん食べられるものです。
貝のお吸い物を食べたいとみんな夢中になって探しました。

他には今はまっているウクレレをしたり、ただ海を眺めたりと幸せな時間を過ごしました。

夕食は、同じ船を使って釣りをされていた方から頂いた60-70センチくらいのマグロを仲間が料理をしてくれて、お刺身などにして食べました。

滅多にない経験ですが、時にはこういう贅沢な時間を過ごして、良い意味でリラックスしたり、南の島の良さを実感したいと思います。

今週は総会が引き続きあったり、他の幼稚園を視察したり、日本から来る交換留学の小学生のお世話をしたりする予定です。
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昨日のこと 村の集まり&総会

2006年07月23日 | 僕のミクロネシア
昨日は、まず朝起きるとおじいさんが「今日時間があったら村の集まりに行ってきなさい」と話されました。
月に二回、私のウー村では村のことを決める重要な会議が開かれます。
もちろん場所はナンマルキハウス。
ナンマルキとはポンペイ島に今も残る酋長制度です。
ナンマルキとは酋長のことで、村のみんなから尊敬される立場です。
ナンマルキのことも詳しく述べる時間はありませんが、このポンペイでは、政治とは別のコミュニティーが大きな力を持っているのです。

もちろん、ナンマルキの家では豚の丸焼きが置かれ、私の家もみんなで食べる食べ物をもっていき、渡した後参加しました。

もちろん、ポンペイ人が大好きなサカオも用意されていました。

昨日は、年に一度の総会がありました。
世界各地で国ごとに隊員全員が集まり、健康診断や話し合いを行います。

ミクロネシアは、島国のために全員が会えるのは、この総会以外にはありません。
もちろん、他州の方(ミクロネシアは4州になっており、ポンペイ州からみると他のヤップ・チューク・コスラエは他州にあたります)と会うのは初めてです。

事務所より安全について考える機会を頂き、先日の台風で津波が予想され避難をした隊員だったらあなたはどうするか?ということで話し合いました。
また州の警察や大使館員のかたからミクロネシアの現状を交えて話がありました。

そして、ミクロネシアで最も心配されるのが、海での事故です。
現地で長年ダイバーとして指導に当たられている方から、水上事故を未然に防ぐことやもしなってしまったときの対処法などを教えてもらいました。

そしてみんなでの食事会。
なんとフィリピン料理でした。

このミクロネシアではたくさんのフィリピン人が貴重な労働力として働いています。
僕は今まで9回、フィリピンに行き、ボランティアをしてきていたのですが、なんとそこのお店の人と話をすると、その方の故郷も私が活動していたANGELES CITYだということがわかり大喜びしました。

そして宿泊はコロニアにあるドミトリーに泊まりました。
ドミトリーとは私たちが休憩したり、連絡したりするために使うことができる各国に共通してある施設で泊まることも可能です。

他州の方も泊まられているので、一緒に川の字のようになって話しました。
なんだか修学旅行のようで楽しかったです。
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