南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

変更?変更 ハプニング連続

2006年08月22日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は入園して3日目から来なくなっていたオランダが幼稚園に来ました。
彼女のお母さんは、同じ学校の先生をしていて、途中で心配して様子を見にきました。
オランダがお母さんの様子に気がつきそうだったので、お母さんに「大丈夫」というサインを送って安心してもらいました。

僕が保育をする時間になり、いつものように「トントントントン」と手遊びをしようとするとカウンターパートのシニータが「Do You Rember ME」と。
実はオランダが先週に幼稚園を抜け出したことがあり、なぜ逃げ出したか家族の人がオランダに聞くとオランダは僕の「トントントン」の手遊びの中に「鬼という言葉が出てきて怖かったからだ」と言ったそうです。でも彼女が逃げ出したのは、ぜんぜん違う時間なので本当は関係ないのですが、
シニータはオランダ僕のことが嫌で幼稚園に来ないと思っているようです。


今日はECE長年勤められた方のご苦労様会がひらかれるのですが、3時の予定が1時に変更とのこと。
バスの運転手のJOHNは、僕に「急いで帰って、子供をバスで送るときに一緒に乗っていけばいい」というので、急いで家に帰り、着替えていきました。
家に帰るとおじいさんが「私の家族が、君のお昼ご飯を持っていったから」と教えてくれたので、幼稚園に戻ると他の職員がぼくご飯を食べてしまっていました。
まあこれもシェアの精神なのでしょう。

ハプニングでバスに乗ることになって、いろいろなことがわかりました。
できるだけハプニングをWELL COMEで受け入れていきたいと思います。

バスは1回目の2回目がバスの中の様子がかなり違うこと。
子どものの子どもが山のほうから来ている子供が多いこと。
ウー村の端の方から来ている子がたくさんいることなどなど。

そうそうシェアーといえば、スクールバスもシェアーの精神いっぱいです。
途中で家族の荷物を積んであげたり、歩いて困っている他の幼稚園の子供も乗れたら乗せてあげたり、本当に必要なやさしさをその場すぐに発揮する能力・生活態度には驚きます。

昨日も日本を訪ねてこられたサービス業の方に「ポンペイには日本にはないサービス精神がありますね」と言われました。つまり日本人のように、たくさんの言葉やお世辞は言わないけれど、接していると心がいらいらせずに落ち着くと。
やはり視点を変えてこのポンペイを見るとたくさんの魅力がまだまだあります。

結局最初のお疲れ様会は3時で、急いだことは無駄になって、仲間が働く隣の学校の近くで止められたので訪ねました。なかなか行くこともできないので。
やはりこれもハプニングをいかに受け入れられるか、どう自分で感じ取っていくかにかかっているのだと思います。

サービス業の方の話ではないですが、僕もこんなばたばたさせられても何故かイライラせずにいられるのも、このポンペイの魅力なのでしょう。

今日は「えー?」って思うことも多かったですが、まあ勉強と思ってうけいれてきましょう。
コメント (3)
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