石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

喧嘩

2009-06-20 23:38:56 | 日記
 私は、五十才を過ぎた今でも、思い出すと、無念な思いに成る事が有る。それは、高一の時で有った。私は、トイレで番長に金を要求されたのだ。一瞬、撲り付けようかと思ったが。分別が、私を大人しい子羊にした。番長は、金を取ってから、私に、「何か有ったら、俺に言え」と言った。まあ、しかし、彼は正しい任侠道を歩んでいた訳だ。
 私は、小六の頃までは、喧嘩が好きで、決闘と称して、一対一の喧嘩をよくしていた。だから、私は決して大人しい少年ではなかったのだ。
 あの時、番長に撲り掛かっていたら、どうなっていたか。番長に撲り倒されて、痛い目に合っていたかもしれないが、その後の、屈辱は残らなかったはずだ。全く、分別は、苦々しい。

   『 決闘を 嗾けた朝 夏休み 』

   『 苦瓜や 大人しくする 屈辱 』            石  兎