石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

庭猫・・・・

2010-12-15 14:09:59 | 日記

                *皆、違う子なんだよ~

  庭に住み着いている野良猫の親子(ジャスミンとミン)に 朝晩食事を与えていたら、どうして解ったのか。ある日から、他の野良猫も、ジャスミンとミンの食事時に、どっと乱入して来て、総勢6匹に成ってしまった。 

 私は今焦っている。何しろ、世間には異様な程の野良猫嫌いの人達がいるので、隣近所の目が気に成るのだ。

 で、私は、ジャスミンとミンの食事時を早くしたり遅くしたりして、一時に野良猫達が集まらないようにしている。

 しかし、私の作戦は、決まって成功する訳では無い。全く如何すればいいのか・・・・私は、私に気を使わせる野良猫嫌いの人達が、憎らしい。(ハハハ~逆恨み、か)

   『  好き嫌い  詮方無の  師走なり  』             石     兎

 


孔子平和賞・・・

2010-12-14 23:59:41 | 日記

      テレビのニュース番組で取り上げる中国関連ニュースは、日本人である私には、大体不愉快な事が多いが・・・。今度のノーベル平和賞に対抗して、民間有志と名乗る中国人達が創設した「孔子平和賞」のニュースには、私は笑ってしまった。

受賞者に決定した台湾の連戦氏は、授賞式に出席せず、何処の誰の子供か解らない小さな女の子に受賞の盾を持たせて、作り笑いを浮かべている民間有志の中国人達は、実に間抜けな道化に見えた。

いや、全く、不愉快な事の多い中国関連のニュースで、実に久し振りに大笑いした。

ノーベル賞と言えば、中国の対応は実に無様な事であった。この様な事例は、ナチス政権下のドイツ以来だと言う事だが。数十年後、歴史の教訓事例何て事に成るのかな・・・中国共産党政権もナチス政権の轍を踏むか。

 

 

   『   侍と  自負する心  有るのなら    愛想笑いの  外交するな   』                                                                       

   『   懐かしき  人の夢見る  年の果て   』                         石      兎


珈琲・・・

2010-12-06 23:15:41 | 日記

       私は、珈琲党で、一日に必ず六杯は珈琲を飲む。

今朝も、珈琲メーカーで珈琲を作って飲んでいたら、昔知り合いだった清田と言う男の事を思い出した。

それは、喫茶店で清田と同じテーブルにいた時の事だ。注文した珈琲が運ばれてきたら、清田は徐に吹かしていた煙草を灰皿に突っ込んで消して、そして実に儀式めいた手付きで珈琲にミルクと砂糖を入れて、スプーンでゆっくりゆっくりかき混ぜた・・・今思い出しても、その手順と手付きは優雅で儀式めいていた。

さて、清田は、一連の動作を終えて、一口めの珈琲を目を細めて実に美味そうに飲んだ。

私の人生も、半世紀を過ぎたが、清田程茶道めいた手順で優雅に美味そうに珈琲を飲む男を見た事が無い。

ああ、珈琲万歳。

    

        『   年の果て  空ろな午後  珈琲飲む   』        石     兎


NHK・・・

2010-12-05 22:14:17 | 日記

  私は、今、NHKテレビに不信感を持っている。

一寸した成功者達(私も大発明や、大発見の人達の事なら、見たいと思うが)の手前味噌・自己自慢の番組を放送したり、セックス狂の女の不倫騒動のドラマを放送したりで、今のNHKには、もう、全く、公共放送の使命を逸脱している。

時代に媚びて、軽佻浮薄な番組作りをするなら、NHKには、公共放送の看板を下ろすべきだ。

       コウモリ  =

 夜空に三日月、十一月は、早半ばとなり、

 私は、運動公園の花壇のブロックの囲いに腰かけて、

 コウモリの飛翔を見上げていた。

 誰が、国の行方を、世界の行方を、憂うのか。

 無論、塵芥同然の私なのだが。

 身の程を知れと、憂国の士を気取るのは、止めろと、言って呉れるな。

 私は、これでも、琉球王国の士族の末裔なのだ。

 どうしても、政治には、無関心では、いられない。

 夜空に三日月、

 十月半ばの夜の運動公園の空気は爽やかで、

 樹々の間をコウモリが、ゆらゆらと飛び交う。

                                          石       兎