石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

マイ・ベストワン!

2009-12-31 18:39:52 | 日記
 私は、大晦日と言う言葉より、大晦(オオツゴモリ)と言う言葉の方が好きだ・・・そして、今日は、その大晦だ。やっと年の果ての今日に辿り着いたと言う感じなのか。気が付いたら、年の果ての今日に、辿り着いてい居たと言う感じなのか。思いは、悲喜交々千々に乱れる。

 私は、今年の十二月は、深夜の時間帯のバラエティー番組に、はまってしまった。特に私が好きな番組は、たか&としが司会をやっている「当たるまで買えれま10(テン)」と彼等が連呼する番組であった。
 その番組は、お笑い芸人達が、ある店(ファミリーレストランやファーストフード店)の人気品目ベスト10を当てるまで、延々と食べまくるのだ。正に、出演しているお笑い芸人達にとっては、快楽(食べると言う行為)の責め苦だ。彼等は、毎回、夜が白々と明けるまで、五,六時間も食べ続けるのだ。
 お笑い芸人達が、食べ続ける苦痛を訴える自然なトークと、それを捌くたか&としのトークが秀逸だ。

 全く、マゾの鉄の胃袋ゲームだ・・・


  『 五十路過ぎ 人を人として 生かすのは  勇気だけだと 思い始めた 』

  『 辿り着く 大晦は ゴール哉 』                            石   兎

自慢話・・・

2009-12-31 13:01:55 | 日記
 市の運動公園の陸上競技場に、ほぼ毎日走りに来る常連の男達(中年や老人)の中には、自慢屋がいる。
 
 警備員を捕まえて、株取引の知識をひけらかす老人。常連の男達が、二,三人固まって休んでいると、必ずやって来て、自分の不動産の話をする中年男。そして、一度誰かを捕まえると、延々と職場の同僚達の仕事振りを論う元自衛隊の中年男。

 いや、全く、屈託の有る身には、彼等の自慢話を聞いているのは辛い・・・


  『 諦めて いると言いつつ 諦めぬ  女々しい未練の 醜い心 』

  『 年の果て 何も成せずに 今此処に 』                     石   兎

聖夜

2009-12-25 00:48:34 | 日記
 今夜は聖夜だ・・・宗教心の無い浮かれ男女が、夜の街を浮かれ歩く。省みれば、私も若い頃には、彼女との聖夜の街の道行きを願っていたのだ。全く、今はただただ恥ずかしい。

 私は、小学校の低学年の時と、高一の時、日曜日に教会に行っていたが、洗礼を受けていなかったので、転びバテレン(へへへへ)とは言えないだろうが、しかし、矢張り、裏切りの後ろめたさは今でも有る。

 聖夜の教会の厳かなミサを私は、忘れる事が出来ない・・・


  『 教会 行っていたのは 遠い過去  今に残るは 十字切る癖 』

  『 聖夜とて クリスチャンで 無い身には ただの夜だと 言う外は無い 』     石   兎

クリスマス・イルミネーション

2009-12-24 00:35:21 | 日記
 この時季になると、家々のクリスマスのイルミネーションを見て歩くのが、楽しみだ・・・
 
 私は、夕方市の運動公園の陸上競技場に走りに行く道すがらと帰路に、家々のイルミネーションを見て歩くのだが、矢張り、黄昏時のイルミネーションより、すっかり暗くなってからのイルミネーションの方が美しい。
 今年の私のイルミネーションのナンバーワンは、大平地区にある保育所のイルミネーションだ。
 私は、クリスマス時季になると、家族に日本人は大概キリスト教徒では無いのに、何でクリスマスを祝うのかなと皮肉を言って、毎年へそ曲がりと嫌がられるのだが。どうしても、毎年言わずにはいられないのだ。キリスト教徒で無い日本人がクリスマスだと、殊更に騒ぐのは変だと。

 いや、しかし、クリスマスに懐疑的な私でも、クリスマスのイルミネーションは許せるから、不思議だ・・・


  『 寒波去り 午後の日溜り 鳩が来る 』

  『 公園の ベンチの日溜り 微睡めば  鳩が来て鳴く 年の瀬の午後 』      石   兎

日課・・・

2009-12-22 00:15:30 | 日記
 天気予報では、この寒波も、今日までだと言う事だが・・・
 
 私は、寒波に負けて、二日も日課で有る朝の水浴びをさぼってしまったが。昨朝は、一週間のスタートとして、気合を入れる為に頑張って水を被った。
 しかし、他府県人からは、沖縄なら、一年中水浴びが出来るはずだから、朝水を被っても特に気合なんか入らないだろうと、言われそうだが・・・沖縄県人にとって気温が二十度を下回ると、充分に寒いので朝の水浴びは、喝の効果が有るのです。

 まあ、しかし、他府県人には、沖縄の寒の朝の水でも、生温く感じるでしょうから、御笑い下さい。


  『 寒の朝 庭に出て振る 木刀が  北風を切り 唸りを上げる 』

  『 寒朝 水を被って 始めとす 』                      石  兎