私は、身内の者が買って来た、町田 康と言う作家の「猫にかまけて」と言うエッセイ集を読んでいたが・・・
町田さんが街で拾って来て、ヘッテと名前を付けて可愛がって育てていた猫が、一年と二ヶ月で死んでしまったと言う下りまで読んで、私は、その先を読み進める事が出来なくなった。
私は、我が家の庭に住み着いていた野良猫のジュニアと直介の相次いで死を思い出したのだ。
素晴らしい本なのに、残念だ・・・。私は、私の泪脆(ナミダモロ)さが、恨めしい。
『 行く雲や 九月終わるか 会えぬ人 』 石 兎
私は、身内の者が買って来た、町田 康と言う作家の「猫にかまけて」と言うエッセイ集を読んでいたが・・・
町田さんが街で拾って来て、ヘッテと名前を付けて可愛がって育てていた猫が、一年と二ヶ月で死んでしまったと言う下りまで読んで、私は、その先を読み進める事が出来なくなった。
私は、我が家の庭に住み着いていた野良猫のジュニアと直介の相次いで死を思い出したのだ。
素晴らしい本なのに、残念だ・・・。私は、私の泪脆(ナミダモロ)さが、恨めしい。
『 行く雲や 九月終わるか 会えぬ人 』 石 兎
昨日は、日本が外交的大敗北をした歴史的な日で有った。
日本の領海内(尖閣諸島付近)で犯罪を起こして、海上保安庁に逮捕された中国漁船の船長を、中国の圧力に屈して釈放してしまったのだ。
あれ程、日本の国内法で厳正に粛々と対処すると公言していたのに、突然の豹変腰砕けで、全く情けない。
もう、突然に態度を変える(消費税の時もそうだ)菅直人と言う総理大臣には、何も期待出来ない。
石垣島の海人(ウミンチュ)のおじさんが、これで中国漁船や台湾漁船が大挙してやって来たら、もう漁場には行けないなんて言っていた。
どうするんだ日本!どうするんだ菅内閣!
『 朽ち果てし 廃屋の庭 秋の風 』 石 兎
私は、二〇一〇年の九月になってから、三つの奇妙な出来事に遭遇している・・・。
一つ目は、部屋の中に有った空のペットボトル(大型)が、風も無いのに傾いてから元に戻った事。(起き上がりこぶしの様に!ゆっくりと・・・)
二つ目は、風呂場の棚に置いて有ったキーホルダーの鈴(随分前、魔除けに家人から貰った物・・・)が、全く何も無いのにチリンチリンと鳴った事。
三つ目は、何時も行っている運動公園の陸上競技場のトイレで確かに隣の個室に誰か入って来たのに、私が小用を済ませ個室を出て、隣の個室を見たら、ドアは空いていて誰も居なかった事。(そんな短時間なのに…誰も居ないトイレなんて!気配だけ)
私は、この三つの奇妙な出来事に遭遇して、私にもそろそろ使命(我が家は、ユタ:霊能力者:の家系なのだ)が降(クダ)るのかな、と思っている。
まあ、テレビ番組の都市伝説風に言えば、信じるか信じないかは、あなた次第です、という事だ。
『 長月や 狐女の 馬鹿踊り 』 石 兎
私は、中国漁船が尖閣諸島付近の海で事件を起こす何日か前に、正体不明の爆撃機に沖縄が空爆される夢を見ていた。何も、私は、私が見た空爆の夢が正夢に成るかも知れないと、強弁する積りはないが・・・近年の中国の軍備拡大路線に基づいた膨張主義・侵略主義の行着く所が懸念される。
兎に角、中国の傲慢な恫喝的な中国人船長釈放要求には、私の持って生まれた短気な気質が、血気狂騒的に騒ぐ。
いや、もう、頭に来て夜も眠れない。(へへへ・・・大騒ぎするのは、馬鹿げていると、解ってはいるのだが)
『 公園や 待ち人は来ぬ 九月宵 』 石 兎
小沢一郎元民主党幹事長は、政界の悪役であり、マスコミの批判のターゲットなのだが・・・。現代日本には、マスコミに依怙贔屓されている二人の政治家がいる。その二人の政治家とは、東京都知事の石原慎太郎と宮崎県知事の東国原英夫で有る。
石原慎太郎都知事は、オリンピック招致で莫大な税金を使いながら、それに失敗したのにマスコミは、それを全く批判しない。東国原英夫知事は、口蹄疫の問題で、大失敗をして、宮崎県の畜産業に大打撃を与えたのに、マスコミは、それを全く追求しない。
いや、全く、石原都知事と東国原知事は、マスコミの批判を免れる事が出来る免罪符を持っているとしか思えない。その免罪符とは、いったい何なのか・・・それは、国民的人気というものなのだろうか。
= 年 月 =
もう遅い。
私は、恋の似合わない年齢になってしまったのだ。
それに、あの人も、最早美少女ではない。
今は、只、私に内気な性格を与えた、
神様を恨むばかりだ。
石 兎