見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

キャンプと言えば…

2010年05月12日 | 日々つれづれ
 20周年を迎えた見晴台学園。

 今年度の方針を決めるにあたり、もう一度いろいろなことを初心に
戻り、丁寧に取り組もうということになりました。
(20年間も同じことを繰り返していると、その意味を見失って
しまうこともしばしばあるので…)

 その中で一学期の大きな2つの柱を作りました。
一つが全校参加のキャンプ、そしてもう一つが評価票です。

 学園のキャンプは高等部本科の3年間“自分たちの生活を自分たちで作る”を
テーマに、一学期間を使い、スケジュール作り、企画準備、食事作り練習など
しっかり準備をして本番に臨んできました。

 そんなキャンプを今年は全校で行うことにしました。
もちろん年齢や経験さがあるので各クラスでそれぞれテーマを持ってです。

例えば、中等部は野外生活体験をテーマに“楽しむキャンプ”を、
専攻科は今までの経験をもとにグレードアップした“大人キャンプ”が
テーマです。

 そんな方針のもと、先日一回目のキャンプミーティングを行いました。
過去5年間のキャンプの様子を写真を見ながら振り返り、キャンプのイメージ作りを
行いました。新入生以外は学園キャンプのイメージがあるので積極的に
意見がでて、おもしろかったです。

 *川遊びがしたい
 *キャンプと言えば、カレーライスとバーベキュー
 *キャンプファイヤーでトーチがしたい
 *自然を満喫
 *肝試しで誰かを脅かしたい
 *キャンプのイメージは“青色”かな…

 と誰かが言い出した途端に先輩たちがため息を…

「今年は晴れるといいですねぇ……」

 そうなんです。ここ4年ほど、キャンプはすべて雨が降り、
川に入れなかったり、ナイトプログラムが中止になったりしていたのです。
梅雨明けの時期をずらしてみたりと工夫もしたのですが、なぜか雨雲さんは
学園のキャンプについてきてしまっていたのです。

 そんな経験から生徒たちがまず望むことは
「晴れますように」だったようです。

 準備のひとつとして“てるてる坊主”作りもいれてみようかと
思案中です。

 キャンプ準備については追々掲載していきます。

 
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