見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

小林農園日記 その1

2009年07月06日 | 日々つれづれ
 6月29日から1週間、見晴台学園恒例のブドウ農園での職場実習が始まりました。

 この農園さんとは学園が刈谷にあったころからお世話になっており、もう10年以上のおつきあいです。(愛知県刈谷市はぶどうの産地です)

 作業はぶどうの袋掛けやかさかけですが、何万房とあるぶどうを相手に外での仕事はなかなか大変なものがあります。
 場所も学園からは遠く離れており、初めてその場所に行く人もいます。さらに始
業時間が学園に比べかなり早いでの、交通機関の時刻表を各自調べたり、挨拶をかねて実習先に行ったり、さらには一週間体力が持つように自分の生活を見直したり
と念入りに準備をしてのぞみました。

 生活リズムや作業に慣れてきた水曜日頃になると作業もはかどり、
あれよあれよとあっという間に緑の房が白い袋の房に早変わり。今朝の景色と
まったく違い、自分たちがやってきた仕事が目に見えてわかり、達成感があり
ます。また、仲間と一緒に励ましあいながら行うことにこの実習の大切が
あります。

 毎年収穫を楽しみにしている巨峰も3日目にして畑の3分の2の房に袋がかか
りました。

 農園の方からは「今年はかなり(ぶどうの)できがいい」と聞いています。
管理人はここのぶどうのファンなので、秋の収穫が本当に楽しみです。

午前の風景


午後の風景


*見晴台学園は…
  学習障害や軽度の発達の遅れを持つ中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。
  「もっと学びたい!」「友だちがほしい!」と思っても行き場のなかった子どもたちのためにその親が
  中心となって1990年に5年制の“高校”として開設され、2009年度開校20年目を迎えました。


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