奈良 お水取り つづき

３月２日　法隆寺行き

今回は奈良観光のための交通手段は　

奈良交通　フリーパス　２日間（乗車範囲が広い・￥１５００）を選びました

近鉄奈良駅前から法隆寺まで　約１時間かかりましたが　

大和郡山城を通り　斑鳩の　のびやかな風景を眺めながらのバス旅です

始発から終点まで乗っていたのは私達２人だけ・・・

バスの回数は１時間に１本です

帰りのバスを待っていると　案内所の人から

｢バス待ち時間に　斑鳩文化財センターに行ってみなさい

時間は十分有るよ｣と教えていただき　早速徒歩１０分ほどのセンターへ

藤ノ木古墳の出土品、調査の映像等を　

たった２人のために見せてくださり、興奮しながらの見学でした

　　　　

夕方５時半に宿を出発し二月堂下で待機

Ｆさんに　豪快なお松明を見ていただくためです

７時に始まるというのにすでに大勢が待っていました

６時半を過ぎると　ツアー客も多くなって　危険を感じるほどの混雑

いよいよ　始まると歓声があがります　Ｆさんも興奮状態

１０本のお松明が上がると終了、私達は　ゆっくりとお堂にあがりました

この夜もＦさんの熱意につきあって終了まで聴聞しました

これまでの何年間は　寒さに負けて　最後までいたのは　１４日目　だけです

今年は頑張りました　

夜がふけるにつれ　身が引き締まる思いになりました

私より１５歳ほど若い　Ｆさんの熱意のおかげで　深夜までの聴聞と

楽しい奈良旅ができました

奈良 お水取り

昨日は東大寺の広い境内を散策して

午後４時ごろに宿に帰り　防寒対策バッチリで　６時　二月堂に向かいました

夕方から　雨が降り始めたため、お松明を下から見ることを諦め

西の局に入りました

入堂される練行衆の足元を照らすのがお松明です

７時丁度　鐘が打たれお松明がゆっくり登って来ます

炎と木の香を撒きながら回廊を走ります

礼堂に入ってこられた練行衆は木靴に履き替え

カタ、カタ、カタカタカタと靴音を響かせて内陣に入っていかれます

こうして、法要が始まります

｢寒いでしょう。もう帰る？」と何度も聴く私に

｢もう少し居ましょうよ」とＦさん

結局　１２時までお堂に座っていました

その頃には局の人も少なくなります

まだまだ続く法要を気にしながらの退出でした　

３月２日

この日は　久しぶりに法隆寺にお参りしました



世界最古の木造建築　(７世紀）金堂と五重塔

釈迦三尊像、百済観音を拝し　満足でした

お隣の中宮寺へ　優しい　弥勒菩薩に魅せられた　Ｆさん

しばらくは　動かず・・・

お昼は法隆寺前の茶屋で　奈良の茶粥定食を食べました　つづく

神戸から奈良へ

２月２８日　楽しい友人達と神戸で宿泊した後

１人奈良　東大寺に向かいました



梅が咲き誇る　東大寺の塗り塀です

この日の午後に　参籠宿所に向かわれる　

清清しい参籠衆の列に出あいました

いよいよ　３月１日から修二会です

最初から　聴聞したい　と思って今年も奈良に・・

これまでは　幼馴染のＩさんと　２泊　しながら

お参りを続け　楽しみな３月の奈良行きでしたが

Ｉさんが腰痛を発症して　寒いお堂での聴聞は無理になりました

「夜中に始まる　授戒，開白　は是非聴かれるとよいですよ」　と

宿の人達の勧めで　真夜中の聴聞を経験しました

11人の練行衆の読経に聞き入っていますと

真夜中の寒さを忘れていました

3月1日　今年から　私に付き合って　聴聞に参加して下さる　Ｆさんを

近鉄奈良駅で迎え、先ずは　宿へ

夜、お松明に続く法会を聴聞、15歳も年下のＦさん

「もう少し居ましょう」と元気　ついに最後まで・・

宿に帰ったのは2日午前１時を過ぎていました　明日は・・・つづく

もう１度 神戸へ

ポートピアホテル９階より神戸港の眺め

２月末　　今度は　元職場の仲良し達と

ポートピアホテルに４人で一泊

１年に１度の宿泊つきのおしゃべり会

去年までは現役１人が居ましたが

その友人も退職し・・・

思い出話をしていると　お互いに

支えあって　働いて来たのだなあ　と

つくづく思える仲間達です

また来年も会えるよう　元気で居ましょう　と

別れました