「リトル・シングス」
原題 THE LITTLE THINGS
2021年 アメリカ
【Netflix】
カリフォルニア州カーン郡の保安官代理を務めるディーク(デンゼル・ワシントン)は事件の証拠集めのためロサンゼルスへ向かいます
すぐ戻るはずが連続殺人事件の捜査に巻き込まれてしまいます
捜査の指揮を執るロサンゼルス郡保安局の巡査部長バクスター(ラミ・マレック)はディークの経験と鋭い観察力を認め、彼と組んで容疑者を追い始めます
しかし、捜査を続けるうちにディークの過去と秘密が浮かび上がってきます
デンゼル・ワシントンとラミ・マレックの静かで感情を抑えた演技にドキドキ
目が離せない展開が続きます
もう一人、容疑者役がジャレッド・レトで、ひたすら3人の演技を観ていた感じです
映画冒頭のシーンがここに繋がって、こうなって、ああなって
謎解きの面白さはさすがアメリカ映画です
『リトル・シングス』
小さなことが命取りになる、のです
本作は巷の評価低し
地味で暗くて、スカッとしない終わり方だからでしょうか
自分は好みでしたけど
「ペイン・アンド・グローリー」
原題 PAIN AND GLORY
2019年 スペイン
【ムービープラス】
ペドロ・アルモドバル監督が自伝的要素を織り交ぜつつ描いた人間ドラマ
世界的な映画監督・サルバドール(アントニオ・バンデラス)は脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなり心身ともに疲れ果てていました
引退同然の生活を送る彼は、幼少時代と母親、その頃に移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局など、過去を回想するようになります
そんな彼のもとに32年前に手がけた作品の上映依頼が届きます
思わぬ再会が心を閉ざしていたサルバドールを過去へと翻らせていくのでした
静かな中に生きる勇気を描いています
若き日の母親役にペネロペ・クルス
彼女見たさに鑑賞したようなものでしたが、病に苦しみ人生を諦めていた老監督が再び立ち上がる姿に拍手です
ラストのカットには驚いたの何のって!
いやぁ、映画って本当に面白いですね!!
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