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TVドラマ「地の塩」

2020年03月26日 | ドラマ
連続ドラマW
2014年
全4話
【シネフィルWOWOW】


考古学を材にとり、捏造問題、未解決殺人事件、過疎地の活性化、政治などが複雑に絡み合うヒューマンミステリー

勤勉な考古学者・神村賢作(大泉洋)は、定説では日本に人類が存在しないとされる前期旧石器時代の塩名遺跡で石器を発見します
それは、恩師・桧山(津嘉山正種)が唱えてきた説を肯定する根拠となる歴史的大発見で、遺跡発掘事業の進展に大きく貢献します

神村の功績により、過疎の町だった塩名は観光地として活性化、さらに教科書編集者・佐久間里奈(松雪泰子)の尽力により歴史教科書にも掲載が決まります
そんな時、神村が新たに着手した発掘現場で13年前に行方不明になった女子高生の遺骨が見つかり、当時担当だった刑事・行永(田辺誠一)が再調査に乗り出します
一方、神村の塩名遺跡での発見は捏造であると唱える国松(きたろう)という考古学者が里奈の元を訪ねます

ダークな大泉洋かと思いましたが、それだけではない複雑な役どころを上手く演じていました
ただ、始終暗い表情の松雪泰子さんにはウンザリ
13年前の殺人遺体遺棄事件の犯人(板尾創路)と神村との絡みもイマイチだったしら
54分x4話では描き切れなかったかもしれません

2000年に発覚した藤村新一氏による石器捏造事件が思い出されます
ゴッドハンドの異名を馳せた藤村氏のその後は悲惨なものでしたが、ドラマの神村は日本を離れ自分が本来やりたかった仕事をしようと前を向いているようでした





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