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おうち映画(日本)を5本

2020年08月31日 | 映画(国内)
「助太刀屋助六」
2002年
【日本映画専門チャンネル】

5歳で母に死なれ孤児となった助六(真田広之)は故郷・上州を出て江戸へ行き、ひょんなことから仇討の手助けをする助太刀屋稼業でお金を稼ぐようになります
成長し、故郷に帰ってきた助六は偶然出会った仇(仲代達也)の方を助太刀することになります

格別な工夫もないドタバタチャンバラ劇ですが、細かいところには目をつぶり
真田広之さんが溌剌としていて楽しかったです
仲代達也さんの殺陣はさすがでした
      





「おとぎ話みたい」
2014年
【日本映画専門チャンネル】

田舎に暮らす高校3年生のしほ(趣里)
彼女の夢は東京でダンサーとして成功することです
音楽を担当するおとぎ話がしほの高校の先輩のロックバンドとして出演しています
ストーリーというより感覚で観る映画でした
知らなかったのですが趣里さんは水谷豊さんと伊藤蘭さんの一人娘とのこと
なるほど~存在感がありました
実際にクラシックバレエをされていたとのことでダンスはバッチリでした
おとぎ話の楽曲も良かったです
でも、そこまででしょうか
女子高生の揺れる心は分かるのですが、もう少し何かが欲しかったかなぁ
      




「去年の冬、きみと別れ」
2018年
【チャンネルNECO】

原作 中村文則

婚約者との結婚を間近に控えたルポライター・耶雲恭介(岩田剛典)は盲目の美女が巻き込まれた不可解な焼死事件と容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斉藤工)について調べ始めます
しかし、いつしか抜け出すことのできない深みにはまり込んでいきます

原作者の中村さんの作品は読んだことがありませんが人気なのに納得
見事な愛憎ミステリーでした

終盤の次々と明らかにされる真実には驚かされるばかり
狂っているけれどたまらなく切ない内容でした
      




「天使のいる図書館」
2017年
【日本映画専門チャンネル】

美しい自然に囲まれた奈良県の葛城エリアを舞台に図書館で司書として働く吉井さくら(小芝風花)が地元の人々との交流を通して成長していく姿を描きます

吉井さくらのキャラ設定がユニークです
家族との会話は普通ですが、人から何かしら質問された時は、感情は一切抜き、脳に蓄えられた豊富な知識から的確な答えを導き出して答えます
まるでAIが喋っているようで不気味ですが可愛らしい小芝チャンだから許せます
おまけに小説は主観によるものとして全く読まない、読む価値を認めていません
そんな彼女が偶然出会った老女(香川京子)や司書仲間との関りを通して、少しずつ変化を見せていくのです

先は読めますが心温まる物語にホンワカしました
      




「脳男」
2013年
【日本映画専門チャンネル】

原作 首藤瓜男

生まれつきの常識では考えられないほどの高い知能を驚異的な肉体を兼ね備えるも人間らしい感情が無い謎めいた男『脳男』をめぐるバイオレンスミステリー

都内で無差別連続爆破事件が発生し、犯行には舌を切り取られた女性の全身に爆弾を巻き付けた人間爆弾が使われていました
刑事の茶屋(江口洋介)は犯人・緑川(二階堂ふみ)のアジトを突き止めますが、そこにいたのは身元不明の男性・鈴木一郎(生田斗真)一人だけでした
共犯と見なされた一郎は精神鑑定を受けることになり担当の脳神経外科医・鷲谷(松雪泰子)は一切の感情を表に出さない彼に興味を抱きます

過激な内容ですが生田斗真さんと二階堂ふみさんの確かな演技に脱帽
生田斗真さんの身体の美しさはさることながら二階堂ふみさんのこれほど過激な役も難なくこなす演技力には驚かされました
松雪さんは本作のような少し陰を持つ知的な女性がぴったりです
刑事の江口洋介さんは空回りだったかも( *´艸`)

これでもかと繰り返されるグロいシーンは置いておいて、エンタメとして楽しめる映画でした
      

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