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TVドラマ(日本)・死役所

2023年03月05日 | ドラマ
「死役所」
2019年
テレビ東京 ドラマホリック!
全10話
【Amazon Prime Video】

原作 あずみきし

此岸と彼岸の境界に存在する市役所ならぬ「死役所」
ここには死亡理由に関係なくありとあらゆる人が訪れ、死後に自分の死の手続きをする場所で、職員の聞き取り後、天国へ送られるか地獄か、判断が下されます
そして、49日以内に手続きをしないと冥途の道行きになってしまいます
職員は全員、元死刑囚で、苗字に「シ」が入っておりその部分はカタカナで表記されています

気づいたら死役所にきており戸惑う人々を案内するのは総合案内係のシ村(松岡昌宏)
「お客様は仏様です」をモットーにしていますが無表情で慇懃無礼、周囲の顰蹙を買うことも度々です
他には
自殺課のニシ川(松本まりか)、他殺課のイシ間(でんでん)、生活事故死課のハヤシ(清原翔)etc

初回の「お客様」は何故自分が死んだのか分からない若い女性(黒島結奈)
マイペースでシ村らを振り回す役どころがピッタリ(嫌いな女優さんなので)
どうやら自分の死んだ理由を隠したいようです
2回以降、苛めに遭い自殺した中学生、死産で生まれた赤ちゃん、経営する食堂で突然刺された店主、初デートで交通事故に遭った少女、病気により夢半ばで亡くなった漫才師、実母による児童虐待で亡くなった少女
加えて、シ村、イシ間、ハヤシの生前が描かれます
このところ注目している松本まりかさん=ニシ川の生前が描かれなかったのは残念
あのクールな女性にどんな過去があったのか興味津々です
続編がありそうなラストだったので、その機会に描かれたら嬉しいです

強いメッセージ性はありませんが命の大切さ、自分の人生は何だったのかを考えさせられるドラマでした


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