「シャイロックの子供たち」
2022年
連続ドラマW
全5話
【Amazon Prime Video】
原作 池井戸潤
東京第一銀行の長原支店は、中小零細企業が主な取引先の小さな店舗
出世街道を外れた課長代理、西木雅博(井ノ原快彦)をはじめ、家族を支える真面目な女性行員、エリートで策略家の支店長、業績のためにはパワハラも辞さない副支店長(萩原聖人)、常に成績トップの業務課のエース、滝野(加藤シゲアキ)など、個性豊かでひと癖ある行員たちが皆、それぞれの事情や葛藤を抱えながら働いていました
ある日、長原支店で100万円の現金紛失事件が発生
女性行員の北川(西野七瀬)が犯人として疑われる中、紛失事件を追っていたはずの西木が突然、失踪してしまいます
現金紛失事件と西木の失踪
2つの謎と長原支店の行員たちの物語が交錯し、やがて現金紛失事件の裏に隠された不正が明らかに…
阿部サダヲさん主演の映画は鑑賞済み
映画に比べて役者さんたちが小粒で序盤はイマイチでしたが徐々に面白くなっていきました
映画は原作&ドラマを大幅改変とのことでしたが確かに
原作は未読ですが映画よりドラマのほうが、いかにも池井戸さんな内容でした
観終わってみれば、西木にはお人好しで頼りなげなイノッチが適役で、決して善人には見えない玉山鉄二さん演じるところの人事の坂井の微妙な立ち位置も良かったです
何はともあれ
西木さんが生きていて良かった♪
「路上のルカ」
2024年
全10話
【日本映画専門チャンネル】
映画「キリエのうた」に
即興を好む岩井俊二監督と俳優たちの自由な表現、テンポを丁寧に掬い上げ、歌唱シーンも可能な限りフルサイズで追加したドラマ版
東北を襲った大震災の後、大阪で放浪生活を送っていた少女・ルカ(矢山花)は小学校教師のフミ(黒木華)に保護されます
後に、姉・キリエ(アイナ・ジ・エンド)の恋人だった夏彦(松村北斗)と北海道帯広で過ごし、女子高生マオリ(広瀬すず)との友情を育みますが、彼女を待ち受ける運命は常に過酷でした
東京に辿り着いたルカ(アイナ・ジ・エンド)はミュージシャンとなり、キリエとして路上で歌い始めます
そこで再会したマオリはイッコと名乗り、変幻自在なコスプレと男性関係で東京を生き抜いていました
2011年・石巻~大阪、2018年・帯広、2023年・東京―
運命に翻弄されながらも懸命に生きるルカによって紡がれる壮大な歌の抒情詩
石巻時代の高校生キリエを演じるアイナ・ジ・エンドさんは下手だし、可愛くないし、媚びを売って夏彦を誘惑しているようで不愉快
松村北斗さんもお金持ちのボンボンで頼りなくて、結局はキリエとお腹の子を捨てるつもり?
で大震災が発生し、津波に呑み込まれたと思われるキリエは行方不明に
松村北斗さんをあまり知らないのですが表情は暗いしボソボソと喋るばかりで、魅力を感じられませんでした
けれど、夏彦がフミに、行方不明になったキリエを探し求める気持ちと見つからなくて安心している気持ちを吐露するシーンと、終盤でルカになにもしてあげられなくてゴメンと泣くシーンは良かったです
イッコの力添えで路上からメジャーデビューも夢ではなくなってきたルカ
歌唱シーンが増えてからのアイナ・ジ・エンドさんは、広瀬すずさんに引っ張られる形で演技も観られるようになったと思います
彼女の独特の歌声には惹きこまれるものがありました
マオリの母親に求婚しておいて結局逃げたサイテー男が石井竜也さんでビックリ
どうしてこんな役を引き受けたのかしらん
(こにさんにコメント頂いてます~( ˆºˆ )/♡)
ドラマは続けてみるコンがなくてなかなか手が出ません。
こにさんはご本もよく読まれてますね~。
読みたい気持ちはあるのですが、なかなか実行する気力が伴いません。。。
若い頃は見栄で猛烈に読んでた時期もありましたけど、元来読書は好きではないのかも。。。
我慢して観ていたらそれなり面白かったです。
やっぱり阿部サダヲさんのは最後のほうの詐欺メインでした~。
読書好きは子どもの頃からで当たり前になってて、家に未読本が無いと落ち着きません(笑)