「離婚しようよ」
2023年
Nシリーズ
全9話
【Netflix】
政治への風刺や皮肉をこめながらコメディタッチで離婚をめぐる夫婦を描きます
宮藤官九郎さん&大石静さん共同脚本ということで観てみました
愛媛5区選出、与党の3代目世襲議員で温室育ちの東海林大志(松坂桃李)
女子アナ・三俣(織田梨沙)との不倫報道をすっぱ抜かれても、失言を重ねても能天気
母親(竹下景子)と秘書・早乙女(尾美としのり)は頭を抱えています
大志の妻・ゆい(仲里依紗)は国民的人気を誇りお嫁さんにしたい女優No.1で、大志の不倫に激怒
離婚する!と息巻いていますが事務所サイドからはイメージが悪くなることを恐れて反対されています
そこに現れたのが自称アーティストの加納恭二(錦戸亮)
生きていながら死んでいるような不思議な魅力の恭二にゆいの心は一気に傾いていきます
そんな折、突然の首相の衆議院解散宣言に伴い選挙運動が始まります
愛媛5区で大志の対立候補に出馬を表明したのは野党第一党幹事長の相田豪(山本耕史)
豊富な知識と話の上手さで有権者たちの心をとらえていき大志は大ピンチに陥ります
とりあえず離婚を伏せて、選挙運動に走り回る大志とゆいでしたが…
悪役・山本耕史さん、ホント憎たらしかった!
そうだ、選挙へGO、だって(-_-メ)
前半は登場人物たちの紹介といった感じ
離婚に関して大志とゆいが頼った弁護士に古田新太、板谷由夏
父親の違う7人の子を産んだゆいの母親に高島礼子
皆さんアクが強すぎます(笑)
選挙運動終盤からの政治家としての大志の成長ぶりは目を瞠るばかり
夫として、男としての情けない部分は、ようやく気づいた?ですけどニヤけた松坂桃李さんの表情が何とも可笑しくて「おいおい」
笑って許せてしまうのです
選挙結果が判明する第8回とその後を描いた最終話は見応えがありました
『与党は失敗を恐れない、野党は寛容に』
だったら日本の政治ももうちょっとまともになるかもねー
このポスター
映画「アバウト・タイム 愛おしい時間について」のパクリみたいなんですけど
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