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北村薫・宮部みゆき編「読まずにいられぬ名短編」

2014年08月19日 | アンソロジー

 

ちくま文庫
2014年5月 第1刷発行
451頁

 

幸田文「類人猿(抄)」「しこまれた動物(抄)」

江國香織「デューク」

山本周五郎「その木戸を通って」

田中小実昌「からっぽ」

ジャック・ロンドン「まん丸顔」「焚き火」

尾崎士郎「蜜柑の皮」

クレイグ・ライス「馬をのみこんだ男」

エリザベス・テイラー「蠅取紙」

ヘンリィー・スレッサー「処刑の日」

中島敦「幸福」「夫婦」

小池真理子「百足」

吉田直哉「百足殺せし女の話(抄)」

松本清張「張込み」

倉本聡「武州糸くり唄」「若狭 宮津浜」

 

新旧、国内外から選び抜かれた短編の数々

 

ワクワク、頁を捲る手が止められなかったのが倉本聡さんの2編です
「武州~」は「張込み」を、「若狭~」は「霧の旗」を捕物帳にアレンジした作品です
硬派なオリジナルを上手くアレンジするものですね~
プロフェッショナルです

 

他も全て楽しく読ませて頂きました

北村薫・宮部みゆきご両人のアンソロジストとしての技量にも感服致しました

 

 

 


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