「いまを生きる」
原題 DEAD POETS SCIATY
1989年 アメリカ
【BSプレミアム】
名門全寮制学校の型破りな教師と生徒たちの交流と成長を描いたヒューマンドラマ
1959年、アメリカの全寮制学校ウェルトン・アカデミーに同校のOBである英語教師ジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)が赴任してきます
厳格な規律に縛られてきた生徒たちは、キーティングの型破りな授業に戸惑いますが、次第に触発され自由な生き方に目覚めていきます
キーティングが学生時代に結成したクラブ「デッド・ポエツ・ソサエティ」を再開させ、自らを語り合うことで自分が本当にやりたいことは何かを自覚していく生徒たちでしたが、ある日、親との確執に絶望した生徒の一人が自殺してしまいます
展開は予想通り
キーティングは生徒たちを混乱させたかどで学校を追放されますが、彼の教えは生徒たちの胸に根を下ろしていました
二度目の鑑賞です
(観始めてから、二度目と気づきました)
二度目の鑑賞で、本作の理解が深まるかと思ったのですが、逆に疑問に思うところが出てきました
キーティングは在学中はリーダーシップのある優秀な生徒で、学校とのやり取りも上手く乗り越えてきたのだろうと想像します
教師として母校に赴任してきた彼は、学校の規律に従い、事なかれ主義で親や学校の期待する人間になるより自主性を重んじる教育方針で生徒たちに接します
それは確かに素晴らしいけれど、自主性を重んじるあまり、生徒たちの盾になって学校と渡り合う、までのことはせず、結局学校を去る、というのはいかがなものでしょう
ただ、彼を見送った生徒たちはその後、何かを成し遂げたかもしれません
そう思って納得することにしました
生徒役でイーサン・ホークが出演しています
一度目は全く気付かず、今回も途中で「そうだった」と気づくお粗末さでした<m(__)m>
邦題はキーティングが愛するオットーの詩の一節「いまを生きろ、若者よ」からとったと思われます
ナイスですね
確かに。全体に小粒になったし、忖度が見え隠れする作品もあります…。歳をとったせい、もありかなぁ。
イーサン・ホーク、ごく若い頃から光るものを持ってる役者さんだったんですね。
古い映画で意外な出演者を見つけるのも楽しみのひとつです。
生涯感激した映画は?と言われたら確実にベスト10入りです。
最近そういう映画になかなか巡り合いませんね。
年取ったせいかな?思いますけどね。
イーサン・ホーク、可愛い男の子の時代もありましたね。
訃報を聞いた時は「どうして?!」でした。
先日BSで「グッドモーニング・ベトナム」を観ました。つくづく惜しい方を失くしたと思いました。
こちらの感想記事はまた後日^^
この映画、懐かしいですがホントいい映画でした。
ロビン・ウイリアムス、大好きな俳優さんでした。
笑わせて泣かせることが出来る数少ない俳優でした。
そんな彼が孤独で亡くなったなんて、信じられなかったです><
今、彼のような素晴らしい俳優が居ないのが残念でなりません・・・。