「GOGO(ゴゴ) 94歳の小学生」
原題 GOGO
2019年 フランス
【ムービープラス】
ケニヤで小学校に通う94歳のおばあちゃんを追ったドキュメンタリーです
3人の子ども、22人の孫、52人のひ孫に恵まれケニヤの小さな村で助産師として暮らしてきたプリシラ・ステナイ(本人)
幼少期に学校に通うのを許されず、教育の大切さを痛感していた彼女は学齢期を迎えたひ孫たちが学校に通っていないことに気づき、周囲を説得して6人のひ孫たちと共に小学校に入学し、他の小学生たちと一緒に寄宿舎で寝起きし、制服を着て授業を受けます
耳は遠くなり、目の具合も悪く、卒業試験を諦めようとしていた彼女を周囲が応援
白内障の手術を受け、眼鏡を作り念願の卒業試験に挑みます
本人の頑張りは勿論ですが、プリシラを受け容れてくれる学校側、子どもたち、家族の存在も大きいです
「100歳になっても頑張って卒業します」
生き生きと語る彼女の姿から、人はいかに生きるべきか、大切なことを教わりました
「ファースト・マン」
原題 FIRST MAN
2018年 アメリカ
【ムービープラス】
原作 ジェームズ・R・ハンセン
人類で初めて月面に足跡を残したNASAの宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描きます
月面着陸という難業に取り組む乗組員やNASA職員たちの奮闘、そして人名を犠牲にしてまで行う計画の意義に葛藤しながらも強い意志でプロジェクトに挑むアームストロング
テストパイロット時代から、マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画、無事月面着陸のミッションを終え地球に帰還し妻と窓越しの対面までを無駄を省いて小気味よく描いています
アームストロングの決断力、判断力が宇宙飛行士としての成功を導いてきたのでしょうが、そこには「運」もあると思いました
考えれば、その「運」はやはり彼自身がもたらしたものでしょうが
亡き娘の遺品を月に置いてくるシーンにウルウル
アームストロングを演じるのはライアン・ゴズリング
色んな顔を見せてくれる俳優さんで、名前をみるとつい観てしまいます
あまり期待せず鑑賞しましたが、とてもよい映画でした
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