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映画・夏をゆく人々

2015年10月04日 | 映画(海外)

 

原題 Le Meraviglie
2014年 イタリア、スイス、ドイツ合作

 

 

第67回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞

 

イタリア中部・トスカーナ州辺りの人里離れた土地で伝統的な方法で養蜂を営む家族
ベルギーかドイツ出身の父・ヴォルフガング(サム・ルーウィック)、イタリア人の母・アンジェリカ(アルバ・ロルヴァケル)とジェルソミーナ(マリア・アレクサンドラ・ルング)を筆頭に4人の娘たち、居候の女性・ココ(ザビーネ・ティモテオ)
以前は都会で暮らしていたようですが、大自然の中で養蜂を行い無農薬の野菜を作りながら家族がひとつになれる暮らしを求めて親戚のいる田舎にやってきたことが父親の言葉の端々から分ります
男の子がいない中で長女のジェルソミーナは父親にとって一番頼りになる人間で一身に彼の愛情を受けていますが、粗野で理想の中で生きている父親を案外冷静に見ています
そんな暮らしの中に突然入りこんできたのは、都会のテレビ局と保護観察中で夏の間だけ面倒をみることになった男の子
ひと夏のあいだに、そっと入り込んできた漣が引き起こすジェルソミーナの変化とそれを受容れられない父親の葛藤を細やかに描き出していきます

 

電化製品などからすると時代設定は20世紀半ば以降でしょうか

 

映画のラスト
かつては家族が住んでいた家には今は誰もいません
時代の流れと子供たちの成長を現しているようです

 

 

 

 


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