幻冬舎
2022年4月 第1刷発行
190頁
失恋したばかりの社会人と元苛められっ子のスパイ
知らないうちに誰かを助けていたり、誰かに助けられたり
今、見えていることだけが世界のすべてじゃない
二人の仕事が交錯する現代版おとぎ話
ごく短い物語が交互に語られます
二人の状況や繋がりがわかりやすく、タイトルの意味も早めに納得
時系列の混乱もなく読みやすかったです
別の世界へ行ける扉が開く条件には笑っちゃいました
「時間と人の心、それ以外はどうにでもなる」
そんな気持ちで生きていこうよ、って優しく励まされました
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