読書と映画とガーデニング

読書&映画&ガーデニング&落語&野球などなど、毎日アクティブに楽しく暮らしたいですね!

映画・フラワーショウ!

2016年08月15日 | 映画(海外)

 

原題 DARE TO BE WILD
2014年 アイルランド

 

 

ガーデニング好きには必見の映画です!

 

昔「グリーンフィンガーズ」というイギリス映画がありました
刑務所の囚人で天才的なガーデナーの素質を持っている男性が仲間たちとハンプトンコート・ペレス・フラワーショーに挑むという物語です
フラワーショーの歴史を塗り変えるといった点では本作と似通っていますね

 

さて、本作
アイルランドの田舎娘がワイルドフラワーとサンザシを使ってケルト民族の伝統と自然保護を訴える庭のデザインでチェルシー・フラワー・ショーに挑戦し見事夢を叶えるというサクセス・ストーリーです

 

コネもお金もないけれど気持ちだけは誰にも負けないメアリー(エマ・グリーンウェル)
冷蔵庫にはショーで優勝した時のスピーチを書いた紙を張り付けています
モチベーションが上がります
こういう行動は大切ですよね
自分の庭の実現のために必要な人材である植物学者・クリスティ(トム・ヒューズ)の説得にエチオピアまで彼を追いかけてく、その強いメンタリティにはただただ感服
勿論、気持ちが弱くなってしまう時もありますが話を聞いていくれる友人がいるし、幼い頃の父との思い出が彼女を支えてくれます

 

 

フラワーショーの池に薬品を入れすぎたのはおかしいと思いました
まるで初心者のようなミスです
デザイン方面には優れていても土や水まではまだ未熟だったのでしょうか
浮ついた気持ちへの警鐘だったのでしょうか
ともかく、仲間の協力で無事審査の日を迎えることが出来たので目出度し目出度しではありましたけど

 

一度はメアリーのデザインノートを盗んだ有名なガーデンデザイナーが最後にはメアリーを認めたのは嬉しかったです
彼女にだってそれくらいの自尊心はあったのですね

 

 

自然風景の素晴らしいこと
アイルランドの美しさ
エチオピアの雄大さ
などにも感動しました

ただ、映画の伝えたいところは邦題とは違いますよね…
エチオピアでの諸々も大切だと思います
フラワーショウ~ディア・トゥー・ビー・ワイルド~ くらいにして欲しかったかな

 

本家イギリスのフラワーショーをこの目で見てみたいものですが無理(^_^;)
少し涼しくなったら名古屋港ワイルドフラワーガーデン・ブルーボネットに行ってのんびりワイルドフラワーなどを眺めてきましょう!

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浅田次郎「椿山課長の七日間」 | トップ | 映画・荒川アンダーザブリッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画(海外)」カテゴリの最新記事