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黒川伊保子「女女問題のトリセツ イラつく女への7つの対処法」

2024年12月23日 | か行の作家

SB新書
2022年9月 初版第1刷発行
188頁

女同士がイラつき合うのはなぜ?
その理由は「女性脳の秘密」にあった

動物界最長の子育て期間を余儀なくされる人類の女性たちには「わかる、わかる」で繋がって互いを守り合おうとする本能がある
そんな中、一人勝ちする美人も、価値観の違う相手も危険なので、脳に赤信号が灯る
それが「イラつく」の正体だ
いわば女性脳が健全な証拠
女の友情は、ちくりと痛いのが当たり前なのである
その「イラつく」をうまく飼い慣らして、女の友情を全うするためのトリセツ

第一章 女性脳の秘密
第二章 なぜ、あの女にイラつくのか~イラつきの正体
第三章 「イラつく女」のトリセツ
 その1 自分より美しい相手にイラつく
 その2 自分よりも劣っている相手にイラつく
 その3 なにかとマウントしてくる相手にイラつく
 その4 感謝しない相手にイラつく
 その5 価値観の違う相手にイラつく
 その6 使えない相手にイラつく
 その7 愚痴を繰り返す相手にイラつく

急ぎ、第三章だけでもお薦めします
まずは、各項目の最後の[対処法]だけでもOK
女同士のあれこれは誠に「わかる、わかる」の連続
自分、苦労を乗り越えてよくこの齢まで頑張ってきました
その結果、切り捨てた友人もいました
けれど大切な友人もできました
至らないところは多々あれど自分を誉めてあげたいです

目からウロコだったのは
第三章、その6
1997年以降生まれの若者は、親がスマホを見ながら育児をしたケースが多く、本来ミラニューロン効果(親の表情、仕草、言葉を真似すること)で人間になっていくはずが、親が授乳しながらスマホを見ていたり無表情だったりして親から教わるものが少なかったことで社会に出てから先輩の背を見て仕事を覚えるのは苦手、先輩が何をしているのかつかめないので、気が利かない、なのだそうです
そんな彼らに「なんでやらないの?」と言っても「誰も仕事を指示してくれないのに、やらない叱責だけを受ける」と落ち込んでしまうとか
先輩の所作を車窓の風景のように見ているだけなので、先輩が何をしているかを脳が感知しておらず「手伝わなきゃ」という発想が起こらない
先輩としては「なんでやらないの?」と言いたくなったら「これやってね。新人の仕事だから」と言えばいいだけのこと
「話、聞いてるの?」「やる気があるの?」「なんでやらないの?」は決して使わないようにしましょう
余談:夫にも効果ありですって(笑)

黒川さんちのお嫁さんがまたユニークなキャラの持ち主のようですね♪
その辺り、嫁姑関係においても参考になるお話が多かったです




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