「聖☆おにいさん 第Ⅲ期」
2020年
【日本映画専門チャンネル】
原作 中村光
イエス(松山ケンイチ)とブッダ(染谷将太)が東京・立川でルームシシェアをして暮らす日常を描くギャグマンガの実写版第Ⅲ期
真面目なブッダと適当なイエス
配役の妙です
ほとんどが彼らのアパート、たまに外出してカラオケルームやファミレス
聖人コンビが繰り広げる細やかな笑いと人生(神生?)の真実
全く持って面白すぎます
ブッダがカラオケで般若心経を唱えるシーンはリアルです
実際にバンドで歌うお坊さん、いらっしゃいますよね
第Ⅳ期が待ち遠しいです
「起終点駅 ターミナル」
2015年
【BSプレミアム】
原作 桜木紫乃
桜木さんは暗いイメージが強く読む気になれないでいる作家さんのひとり
なので映画も迷いましたが佐藤浩市&尾野真千子ということで鑑賞
冒頭から昭和の匂いプンプン、暗いです
別れた妻子を東京に残し、北海道・釧路で弁護士として暮らす鷲田(佐藤浩市)
ある日、麻薬取締法で逮捕された学生時代の恋人・冴子(尾野真千子)の弁護を担当することになり彼女への思いが復活
執行猶予判決が出てから度々会うようになり、2人で一緒に出直すことにするのですが雪の釧路駅、鷲田の目の前で冴子は列車に飛び込んで自殺してしまいます
それから25年、釧路の地で誰とも関わることなく己を罰するように静かに暮らす鷲田でした
国選弁護人として敦子(本田翼)の弁護を担当、それをきっかけに敦子が自宅を訪ねてきます
家族に見放され、誰にも頼ることなく生きてきた敦子の存在が鷲田の心を少しずつ解していきます
全編、暗くてジメジメしていて気が重くなる展開でした
けれど、ラスト、釧路でひっそりと暮らしていた鷲田が、釧路駅を始発点として新たに出直そうとする姿に明るさがみられ救われました
佐藤浩市さんに尽きる作品です
本田翼さんの箸の使い方が変
まともな教育も躾も受けず独りで育った敦子の姿を強調するため、わざと直さなかったのか演技だったのか
ちょっと気になりました
「ブルックリン橋をわたって」
2011年
【Amazon Prime Video】
母親が病気で亡くなりニューヨークで単身赴任中の父の元で暮らすことになった高校生(石橋杏奈)
闘病中の母親を見舞いにくることもなかった父親に強い反発心を抱えています
そして、日本人学校の閉鎖的な人間関係にもウンザリの毎日
危険だから近づかないようにと言われていたブルックリン橋を渡り、出会った人々との交流を通して、自分が何をしたいのか、どう生きたいのかを模索しながら、少しずつ成長していくのでした
我儘で自己チュー女子の自分探し?
そもそも石橋杏奈さんが好きではないので観なければ良かったのですけど…
あまりに残念な映画で感想アップは止めようかと思いましたが一応記録を残します(*‘∀‘)
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