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おうち映画(海外)を5本

2021年09月10日 | 映画(海外)


「エジソンズ・ゲーム」
原題 THE CURRENT WAR
2019年 アメリカ
【Netflix】

発明王エジソンとライバルたちがアメリカ初の電力送電システムをめぐって繰り広げたビジネスバトル=電流戦争を映画化

19世紀、白熱電球の事業化を成功させたエジソン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、大統領からの仕事も平然を断る傲慢な男でした
実業家ウェスティングハウス(マイケル・シャノン)が交流式送電の実演会を成功させたというニュースに激怒したエジソンはネガティブキャンペーンで世論を誘導
事態は訴訟や駆け引き、裏工作が横行する世紀のビジネスバトルへと発展していきます

発明王、天才、偉人というイメージだったエジソンの本来の姿を知ったのはいつ頃だったか…
本作で描かれるエジソンも傲慢、尊大、独善的、周囲を見下し、若き天才科学者ニコラ・テスラ(ニコラス・ホルト)の目を潰す仕打ちなど、最悪です
妻や子への深い愛情、死刑執行用電気椅子への技術応用の躊躇など、人間らしい面も描かれていますが主題は“電流戦争”なのです
ニコラ・テスラが気の毒でした
後で調べたら現在、電気自動車でよく知られるテスラ社の社名は彼の名からきているとのこと
当時、彼がその才能を存分に発揮できる場があれば現代社会はまた大きく変わっていたかもしれません

ゲームなんかじゃない
本物の戦争でした




「オンディーヌ 海辺の恋人」
原題 ONDINE
2009年 アメリカ
【Amazon Prime Video】

アイルランドの海辺に暮らす漁師のシラキュース(コリン・ファレル)
ある日、引き上げた網に美しい女性がかかっており、自分の存在を誰にも知られたくないという彼女・オンディーヌ(アリシア・バックレーダ)を匿うことにします
オンディーヌを見たシラキュースの娘アニー(アリソン・バリー)は彼女を人魚だと信じ込みます
やがてシラキュースとオンディーヌは互いに惹かれあうようになり、シラキュースの元妻とその恋人と暮らしているアニーもオンディーヌに心を許すようになります

オンディーヌが漁船に同乗して歌を歌うと豊漁になるところから、ファンタジー路線かと思いきや、麻薬密輸犯が登場するなど現実的な物語でした
幸福とは縁遠かった男が本当の幸せを見つける話
でも一番幸せになれたのはアニーだったかもしれません




「世界一キライなあなたに」
原題 ME BEFORE YOU
2016年 アメリカ
【Amazon Prime Video】

原作 ジョジョ・モイーズ

明るく前向きな性格ながら実家の経済状態もあり夢へのチャレンジに踏み出せず、何となく毎日を過ごしているルー(エミリア・クラーク)
働いていたカフェが閉店してしまい職を探していた彼女は半年限定の介護の仕事に就くことにします
ルーが担当することになったのは交通事故に遭い車椅子生活を送る青年実業家ウィル(サム・クラフリン)でした
当初、ウィルはルーに冷たく当たりますがルーの明るさがウィルの心を溶かし、またウィルのアドバイスがルーをチャレンジへと導きます

邦題と画像から、愛し合う2人のハッピーエンドだろうと想像していたのですが、意外や意外
終盤はしんみりしてしまいました
邦題を考える方、制作者の意図を考慮してもらいたいものです
集客ばかり考えてるとそっぽ向かれますヨ




「欲ばりなだけの恋じゃなくて」
原題 SUL PIU BELLO
英題 OUT OF MY LEAGUE
2020年 イタリア
【Netflix】

頼れる親友はいるけれど恋愛面ではイマイチぱっとしないキュートな女の子・マータ(ルドビカ・フランチェスコーニ)がやっと見つけた理想の相手
でも彼女は珍しい遺伝子疾患を抱えていて…

イタリア版アメリとのことで観てみました

理想の相手、アルトゥーロ(ジュゼッペ・マッジョ)は上流社会の息子で格式の違いに尻込みするマータ
さらに病気が悪化してアルトゥーロのことは諦めようとしていました
しかし、アルトゥーロの真心が通じ…マータの幼いころからの夢が叶うのでした
素敵なハッピーエンドでよくあるストーリーですが、マータの可愛らしさに許します(笑)
アルトゥーロのママの昔話が良かったです♪




「ザ・シークレット:希望を信じて」
原題 THE SEACRET : DEAR TO DREAM
2020年 アメリカ
【Netflix】

原作 ロンダ・バーン

舞台はルイジアナ
夫を飛行機事故で亡くし子育てと仕事に追われているミランダ(ケイティ・ホールズ)
追突事故を起こしてしまった相手、ブレイ(ジョシュ・ルーカス)は実はミランダにある書類を渡すために休暇を利用してルイジアナにやってきていたのでした
謳い文句は『偶然が偶然を呼ぶミラクルストーリー』ですが、それほどでもって感じかな
原作は小説ではなく自己啓発本とのことで納得です
ミランダ役のケイティさん、好みじゃないし
ミランダにプロポーズした勤務先の経営者・タッカーを演じていたのはジェリー・オコンネル
「スタンド・バイ・ミー」で太めの男の子役だった方です
悪い人ではないけれど…てな役回りで少し気の毒でした

“望めば夢は叶う”
確かに!


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