文春文庫
2011年4月 第1刷
207頁
燦シリーズ第1弾
江戸から百里以上離れた田鶴藩15万石
愛鷹・蒼鷹九鬼姫を伴い鷹狩を楽しむ藩主・長城守常寿が襲われます
疾風のように現れた刺客は鷹を操り、剣の腕もたつ神波の一族である謎の少年・燦
同行していた筆頭家老・吉倉伊左衛門の後嗣で常寿の次男・圭寿に仕える吉倉伊月は、彼と剣を交えます
何か感じあうものがある二人
別世界で生きてきた二人には隠された宿命があったのです
第1弾で、早くも伊月と燦の関係性や燦が藩主を襲った理由が明らかになります
謎はさほど重視されていないのでしょうか?
あさのあつこさんですから、そんなことはないと思います
少年たちの葛藤と成長を描くシリーズとのこと
全8巻、あさのさんの描く少年たちを楽しみに読んでいきたいです
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