アニメーションを3本
「君の名は」
2016年
【Netflix】
聖地巡礼が社会現象になったほど大ヒットしたアニメ映画
1000年ぶりという彗星の接近が1か月後に迫ったある日、山深い田舎町に暮らす女子高生・宮水三葉(上白石萌音)は自分が東京の男子高校生になった夢を見ます
一方、東京で暮らす男子高校生・立花瀧(神木隆之介)も行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になる夢を見ていました
心と身体が入れ替わる現象が続き、互いの存在を知った瀧と三葉でしたが、やがて意外な真実を知ることとなります
赤い糸で結ばれた2人の胸キュン恋愛映画
新海誠監督の映像は確かに美しく素晴らしいですが、正直、本作のどこが良いのかよく分からなかったです
恋愛中だったり心に思う人がいる若者の心に響くものはあると思いますけど還暦過ぎのオバアサンには、ふ~ん、でした
最近は夢も見ない、見てもすぐ忘れちゃうし<m(__)m>
三葉の声がイマイチ
「未来のミライ」では主人公の声(上白石萌歌)が気に入らなかったし、上白石姉妹の声が自分には合わないのかもしれません
そうそう
聖地ですけど
自分が「あ!」と思ったのは名古屋駅で新幹線から在来線へ乗換のコンコースのみでした
「寫眞館」
2013年
【Netflix】
明治、大正、昭和を通して、1人の女性と写真館の主人の交流を描きます
丘の上で写真館を営む主人のもとに、ひと組の新婚夫婦が訪れます
気恥ずかしそうに俯く婦人を機転を利かせて笑顔にし、写真に収める主人
時は流れ、夫婦は一人娘を連れて写真館にやってきますが、いくら主人が娘の笑顔を引き出そうと工夫しても彼女は仏頂面のまま
その後も人生の節目ごとに写真館にやってくる娘ですが…
関東大震災、太平洋戦争、東京オリンピックなどを経て変わりゆく町の中で唯一変わらずそこにある写真館は決して笑わない娘にとって心の拠り所だったのでしょうか
最後にようやく見せた笑顔
しかし時は既に遅すぎました
18分という短さのサイレント映画ですが人の思いがギュッと凝縮された中身の濃い作品でした
「えんとつ町のプペル」
2020年
【Netflix】
原作 にしのあきひろ(絵本)
煙突だらけの「えんとつ町」
そこかしこから煙の上がるその町は黒い煙に覆われ、住人たちは青い空や星が輝く夜空の存在を知らずに生活していました
ハロウィンの夜、この町で病気の母と暮らす少年ルビッチ(芦田愛菜)の前にゴミ人間プペル(窪田正孝)が現れます
前半は、ミュージカルみたくノリノリな音楽とゲームの横スクロールアクションやトロッコアクションぽい演出が楽しくて、これは好みだわ~
で、後半は徐々にシビアになっていきますが、ハッピーエンドを信じて、前のめりにテレビにかじりつく様に観てしまいました
ルビッチ少年の成長物語+「えんとつ町」が出来た理由や、その町を維持しようとする勢力、反体制派、などが描かれ、想像した以上に奥の深い物語
原作の絵本も読んでみませう
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