火の鳥、じゃなくて、
日の鳥 こうの史代さん
一羽の鶏が、妻を探して東北の街を旅する、という物語。
いや、物語、というよりは、「街のスケッチ」。
「鶏」ということにも「妻を探す」ということにも何も説明はなく、
淡々と主人公の鶏氏が、東北の地に降り立ち、呟く、という不思議なマンガです。
舞台は被災地、東北ですが、陰鬱な雰囲気は無くて、
こうのさん独特の、ゆるりとしたユーモアが呟かれるのです。
おそらく、作者ご自身が震災後の東北の地を訪問されて、
スケッチしたものを、そのまま人間の視線ではなく、
旅する鶏の気持ちを介して紹介されたもの、ではないかと思います。
今は随分整地されて綺麗になった町並みも多いかと思いますが、
震災直後ではなく、かといって完全に震災の記憶が跡形もなくなる前の、
もしかすると後々の人々があまり覚えていないかも知れない町並みが描かれています。
しみじみと「ふふっ」と笑える、そんな本だと思いました。
あ、ここ知ってる!!!
これだ!!!(笑)
日の鳥 こうの史代さん
一羽の鶏が、妻を探して東北の街を旅する、という物語。
いや、物語、というよりは、「街のスケッチ」。
「鶏」ということにも「妻を探す」ということにも何も説明はなく、
淡々と主人公の鶏氏が、東北の地に降り立ち、呟く、という不思議なマンガです。
舞台は被災地、東北ですが、陰鬱な雰囲気は無くて、
こうのさん独特の、ゆるりとしたユーモアが呟かれるのです。
おそらく、作者ご自身が震災後の東北の地を訪問されて、
スケッチしたものを、そのまま人間の視線ではなく、
旅する鶏の気持ちを介して紹介されたもの、ではないかと思います。
今は随分整地されて綺麗になった町並みも多いかと思いますが、
震災直後ではなく、かといって完全に震災の記憶が跡形もなくなる前の、
もしかすると後々の人々があまり覚えていないかも知れない町並みが描かれています。
しみじみと「ふふっ」と笑える、そんな本だと思いました。
あ、ここ知ってる!!!
これだ!!!(笑)