ご報告がおそくなりましたが、先週末、10月16日(金)〜18日(日)まで、「東北三大祭り」参加の為、岩手県大船渡市に行って参りました。
未國からの参加者は、
乾直樹/長谷川暢/長清智/石山優太/前田新奈
大部仁/上杉美穂/的場凛
「東北三大祭り」は、震災の年、2011年以来開催されているお祭りで、今年で5回目になります。
ホームページは
こちら。
このお祭りは、「震災の被災者の方々・市民の方々に、大きな活力と勇気を与えるとともに、大船渡地域の震災復興やふるさと回帰、また、持続可能な地域づくり、国際的な祭博への発展を目指す」というものです。
大船渡市の前市長である甘竹勝郎さんが中心となり、「震災後、なんとかみんなの顔に笑顔を戻したい!」と立ち上がり、祭りを起こしたことがはじまりだそうです。
今年はそこに、我らが前川十之朗氏が加わり、甘竹元市長のお言葉をお借りするなら「前川座」が中心となり、さらに国際色も加わった盛況な会にすべく、尽力されてきました。
甘竹元市長はこの期間中、何度となく、お祭りの重要性と感謝を述べられていました。
このような生の力強い言葉を、「いのちてんでんこ」に関わる未國のメンバーと聞くことができたこと、そして未國の演出家の被災地での素晴らしい仕事を見ることができたとは、私にとって、本当に感動的でした。
さて、、、
「三大祭り」の“三大”とは。
秋田県秋田市「竿燈」
写真:飯田耕治
岩手県盛岡市「さんさ踊り」
写真:飯田耕治
山形県山形市「花笠踊り」
写真:飯田耕治
です。
それに加え、今回は、
宮城県仙台市「すずめ踊り」
写真:飯田耕治
地元大船渡の「門中組虎舞」
「臼澤鹿子踊」
韓国の伝統芸能である農楽の「トブロン農楽団」
写真:飯田耕治
そして我々未國の創作演目「鹿神楽」
全、8種類、総勢400名が終結し、復興祭として盛商店街をねり歩きました。
ここからは色々なところから頂いた写真たちとともに。↓
祭りは土曜日午後5時スタート、その前に市内体育館前のお祭りでも鹿神楽を披露しました。
こちらは17時からのメインステージの様子。
こちらは練り歩き中。
5時にはじまり、7時過ぎまで、約2時間、練り歩いては踊る、をぶっ通し。
楽曲で踊ることを8回以上繰り返し、合間は様々な芸能とすれ違いながら練り歩く。
体力的にはかなりキツい本番でしたが、地元のかたやほかの芸能団体のかたと触れながら、貴重な時間を過ごしました。
最強の仲間8名、そしてスタッフ長谷部萌絵、ボランティアスタッフの北さんとの、そして観客との素晴らしい時間。
感謝でいっぱいです。
そして、翌、日曜日は「黄金気仙」。なんという素敵なネーミング!
地元の芸能が25団体見れると言う、ワクワクがとまらない日!!
まずは何時にどこでどの団体を見るかの選定。
もちろん見逃すわけにはいかない、金津流浦浜獅子躍。何度見てもしびれまくり。
こちらは同じく浦浜の念仏剣舞。
かわいい!!
仮面ワークショップで知り合ったこどもたちも出演していて素敵でした。
このほかにもほんとうにたくさんの芸能を堪能しました。
これまた、未國メンバーとともに巡った素晴らしい時間。
私が大好きな芸能をみんなにお勧めする⇒見る⇒みんなが笑顔になる⇒真似をして踊る。
ん〜 たまらない!!
私の大好きな地酒、「酔仙」片手に、この上なく楽しい時間。
すべてのプログラム終了後は、内部での打ち上げでした。
韓国トプロンの方々、そして我々未國、スタッフの方々で最後は踊れや歌え、の大演舞、即興大会。
楽しいひととき。
あ、「いのちてんでんこ」の演目“こっつあこ”も披露させて頂きました。
そしてあっという間に帰路につかねばならない時間に。
夢のような3日間もおしまいです。
最後に、宿でのひとこまを。
素敵なご主人のいらっしゃる「光潮荘」にて。
これから自分のなにかが動いて行く、そんな気持ちにもなった今回、本当にありがとうございました。
感謝を胸に。。
おやすみなさい。