本日、2016年の大晦日は、父と鎌倉に来ています。
外で新年を迎えるのは小学生の頃以来かも。
12月はゆっくりするつもりが、なんだかんだバタバタとしていたので、このゆっくり感がとっても良いわあ〜。
さて。
2015年の大晦日、つまり1年前の今日には、来る2016年のテーマをまっさらな “ほぼ日手帳” に書き記していました。
そのテーマとはズバリ、、、
「生」!
とある新年会で書初めをした時も「生」と書きました。
(誰かが横に小さい文字で“ビール” って書いちゃったんだけれども・・・^^;)
テーマを口に出したり書いたりすることって、考えてみればそれまではなかったことでしたが、振り返ってみると2016年は自分にとって、まさに「生」を象徴するような年となりました。
今年最も大きな出逢いと言える、舞台「Silently She Dances - 静かなるダンス」でのレナード衛藤さんとの創作。
生の太鼓の中で創る、という贅沢な環境とコミュニケーションの中で作品を生んでいく素晴らしい現場でした。
創ることは生の自分をさらけ出すことであり、満足することなくひたすら舞台に向かっていく作業は当然厳しいのですが、ダンサーの私にとってこれ以上幸せなことはないくらい充実した時間なのです。
さらにこの作品初演と重なって、プライベートでは「生きる」ということを考えざるをえない出来事、母との別れがあり、、
わたしの意思を超えた部分での血の繋がりと生命の不思議な体験をしました。
そして、命、魂のつながりを感じるこれらの時間の中で、自分に突きつけられたのは「どう生きたいのか」という問い。
そしてそこから浮き上がってきた決断、ビジョン、環境も含め、大きな変化が起こりました。
この変化が来年からどう展開していくのか。気が引き締まる思いです。
わくわくの方が大きいですけれど!
自分の作品に於いては、“今年だからこそ出きたんだ”と思えるものもありました。
先日上演しました「たまたま」。
今までの自分にはなかった作品性。
ひとりひとりが自由に踊る、というシチュエーションから生まれるお互いへの信頼と覚悟。立ち上がる空間。
あとで出演者に個別に聞けば、本番ではみんなそれぞれ何か特別なことを感じていて、やっぱりミラクルなことが起きていたのだな、と感じました。
こんな感じで、ひとつひとつの出来事がとても大きなものを私のなかに残して行った今年。
本当に濃くて、大波の中、身も心もついていくのがやっとというギリギリで強烈な一年でした。
ふう。。
正直なところ、まだ身体の芯に疲れが残ってるわ。。。
え? 年末飲みすぎ!?
違います!! (きっぱり。)
さあ、では、
2017年の “ほぼ日手帳”にはなんと書く?
ふふふ。もう書きました♬
それはまた年末に!?
来る2017年は酉年!
その名の通り、世界中の人々が羽ばたく年となりますように。。。
来年も、Shall we dance ♪