雅 京のひとこま

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

中村軒 いちじくのかき氷

2021-09-16 19:14:00 | 日記


もう夏も終わりやなあ
朝晩、涼しなってきた
かき氷も
そろそろ終わりや
涼しかったら
食べたないもんな
今日は、パイナップル氷、
食べに行っとこか

京都の西側、桂川の西詰
”中村軒”さんへ
”中村軒”さんってゆうたら
”麦手餅”が1番に出てくる
今日は”麦手餅”ちゃうねんけど
”中村軒”は
いい素材を使って
手間暇かけて作ったはる和菓子屋さん
今月の季節のかき氷”いちじく氷”
お目当ての”パイナップル氷”は
7月限定なんやって

そやけどいちじくも好きやし
かき氷にしたら
どんなんか興味あるしこれにしよっと

てっぺんにいちじくのピュレ
ちっさい銀色の器は
”味が薄くなったらお掛け下さい”
とのこと

けっこう、固めてあるから
スプーンでサクッとさしても
形は崩れへん
いちじくの香りとあっさりした甘味
それに、いちじくのつぶつぶまで
舌に感じる
”いちじく氷”にしてよかった

壁の額は
落款からして”皆川月華”とみた
”皆川月華”は京都の染色家

ウチの実家のお墓のある、
お寺さんの檀家さんやし
作品に接する機会があるし覚えてる

通されたお席は2階
壁側に季節のお花が生けてある

今年の4月に”茶店”がリニューアルした
左奥の建具かな、
リニューアル前のモノを
大事に使ったはるんとちゃうかな

この欄間も
派手なことないけど
簡素でええ雰囲気やなぁ

窓側の席は
勾配ついてて天井が低なっていく
外から見たら”虫籠窓”
黒光する太い梁が何本も入ってる

こちらは1階のお席
リニューアルして半年やけど
すごく落ち着いた感、あるやんな

見せかけだけと違ごて
凝ったいいもんとか
昔からのほんまモンを使った印象

お菓子も、建物もこだわりのお店なや

お店の裏に続く路地
駐車場があるねん

途中に薪に使ったはる”櫟くぬぎ”と
説明書き
へえー、
やっぱりほんまモンののお店やな




山元麺蔵 土ゴボウ天うどん

2021-09-12 22:38:00 | 日記


京都市動物園のすぐ近くにある
おうどんやさん”山元麺蔵”さん

スゴイ人気店で
いつも店の前に並んだはる

これ看板

店構え
2階はお席じゃない

提灯には
特徴的な筆文字

電話予約して行ったのは
一昨日の金曜日
よく晴れて暑かった

並んで良いのは
お店の前だけ
隣の民家の前は
迷惑になるからと
店員さんが並ぶ場所を指定しはる


3〜4軒、南側に
テイクアウトのお店がある

予約してても
並んだ順番なので
しばらく立って待つ

日傘を貸してくれはるし
細かい心配り

待ってる間にメニューを
みせてくれはって注文までしとく


お席に着いたら
”あっ”という間に
出来上がってくる

段取りいいよな
待つ時間を短縮する努力やな

これは”鶏ささみ天うどん”
”鶏ささみ天”は
サックサクでささみも柔らかくて最高!


”土ゴボウ天うどん”の温かいやつ
”土ゴボウ天”もサックサク
衣だけでも美味しい

カレー風味のパウダーを
つけていただく

”土ゴボウ”も結構な太さがあるけど
程よい硬さがあり美味しい

鰹出汁のいい香り

麺は手打ちで太めでモチモチ
太さは不均一で
太いとこやら平たいとこやら

それがまた、美味しい


”サービスです”と
杏仁豆腐を小さい器にちょこっと

でも、その心配りが
とっても嬉しい

食べ終わって席を立つと
奥から大将が
”ありがとうございました”
と、声を掛けてくれはった

ホンマに心のこもったお店やな

ご近所さんに
迷惑が掛からへんように
配慮されたり
直射日光対策に
日傘を勧めてくれはるし
待たせる時間の短縮の努力
店主自らの言葉

等々、気持ちのいいお店やった
行列ができるはずやな
また、食べたい美味しさなんが
1番の理由





堂本印象美術館

2021-09-12 00:04:00 | 日記


ちょっと人目を引く建物
”堂本印象美術館”

場所は市バス”立命館大学前”
下車したら目の前
立命館大学の衣笠キャンパスは
真向かいにある

すごく凝ったつくりの建物

外観から内装まで
全て”堂本印象”が
自らのデザインによって設立された

奥のお庭
”堂本印象”デザインの
”憩い”というベンチと椅子

”堂本印象”は
明治時代に京都で生まれ
大正、昭和と活躍した日本画家

昭和50年に83歳で亡くなった後、
この美術館は所蔵作品と共に
京都府に寄贈され
現在は”京都府立 堂本印象美術館”
と来て開館されている

”生誕130年特別展”開催中
人気の作品から
初出品作も展示されている

たらたらの坂を上がっていくと
玄関ポーチが見えてくる

玄関ポーチの柱、
スタバのカップにみえるやん

ちょっと座れる場所がある

正面玄関ガラス戸の取手
”印象”の作品やな
ひとつづつ違う
そして題名がついてる
左手のは”陽光”
右手は”良識”
取手は20ほどあったかな

ガラス戸から一歩入ると
正面に大きなスタンドグラス
蒐核”

その下の装飾

ロビーの壁面装飾
奥には物品販売所

ここからは
写真撮影NG

作品は初期の写実的な絵画から
抽象的な寺社仏閣の障壁画など
繊細で独創的な作品を
数多く、観ることが出来て
見応えがあった


この展覧会で
1番好きな作品”夕顔図”の一筆箋を購入

”夕顔図”は
奥行きのある
墨と白のモノトーンの世界

透き通る夕顔の花に
清らかな静かさを感じ
美しいかった

作品はもちろん、素晴らしかったけど
美術館の建物が
なんといってもスゴイ
細部にまでデザインされた
館内のモノに感動

来てよかった


帰りに
遅めのランチ
円町にある、
サラダとお肉のお店”きんりゅう”に
滑り込みセーフ

ちょっと奥まったお店なので
隠れ家的
そして、とってもおいしい
サラダのドレッシングが最後

窓側のお席
グリーンがほっとする

店内の感じ
遅がけやったし
お客さんは私たちだけ

旦那は”ステーキランチ”
私は”ビビンバランチ”
お腹空いてて
慌てて食べたし
写真撮るの忘れてしまった

私、慌て者





彩雲 将軍塚”青龍殿”

2021-09-10 22:47:00 | 日記


昼過ぎに
ふと空を見たら
太陽のまわりの雲に
彩雲が出てた

なんか嬉しいなぁ
写真に撮ると
ちょっと薄くなって残念



昨夜、夜景を見に
”将軍塚”まで行って
京都市内一望したやろ

今日は昼間の京都市内一望に
また、”将軍塚”へ
でも今日は”将軍塚 青龍殿”へ

”将軍塚 青龍殿”は
平安時代中期に
製作された国宝の”青不動”さんを
安置されてるらしい
”日本三大不動画”のひとつで
教科書にも紹介されてるんやて

御神体が青黒(しょうこく)なので
”青不動”さんて呼ばれてるらしいわ

この”青龍殿”は
もともと、大正天皇即位記念に
北野天満宮前に、建てられたものを
”武道場”として
武道修行のために移築された後、
平成26年に
”青蓮院”(知恩院さんの北側のお寺)
が将軍塚の飛地境内に
”青龍殿”として
移築再建するという経由に至る
‥ってゆう事らしい

そらから、結構新しい


見どころは
沢山あるらしいけど
私の目的はこの”大舞台”

清水寺の舞台の4.6倍の広さ

ひろ!
メチャクチャ広い!
空が広い!

北西の方角を見ると
小高い山が2つ並んでる
手前の山は黒谷さん、”金戒光明寺”
左手側の奥の山は
節分にお詣りする”吉田山”


市街地、真ん中の緑のとこは”御所”


こっちは大阪方面
陽炎のように大阪の高層ビルが
ボンヤリと見えてるな

見晴らしが良くて気分爽快やけど
炎天下には負けるわ
日陰ないし

すぐ近くに
”平安神宮の大鳥居”
2、3日前に大鳥居前から
”青龍殿”の写真撮ったん
↓↓↓

これが
”大鳥居”前から見上げた”青龍殿”

前からどこの建物か知らんかったし
気になってた
旦那に聞いたら”将軍塚かなぁ”
て、ゆうたし
”それは、ちゃうやろ”
と、私は強い目に否定した
私が知らんかっただけで
旦那のゆう通りやったわ
物知りやなぁ、旦那は
感心、感心‥


”青龍殿”には
回遊式のお庭があって
春は桜
秋は紅葉の名所らしく
お庭には沢山の木々植えられ
涼しかった

枯山水の庭園、青空に映える

東郷元帥、お手植えの松と石柱


昨夜の夜景を見た”将軍塚”は
”青龍殿”から
100m程離れたとこにあるので
寄ってみた

市営駐車場の先に
昨夜の夜景スポットがある

こんな感じのとこ
昼間は人は少ないな

確かに夜が綺麗
”夜景スポット”やわ

さっきまで
ここが”将軍塚”って思ってた
本当の”将軍塚”は”青龍殿”に現存する

私は大舞台にだけ興味があったし
塚があると
後から気が付いた

”桓武天皇が京都を京都に定め
都の安泰を祈り、
将軍の像に甲冑を着せ
埋められた20m四方の将軍塚が
現存する”

と、説明を読んで知った

”本物の将軍塚”を見逃して
スカタンやな


いちじく 将軍塚の夜景

2021-09-09 22:16:00 | 日記



今が美味しい”無花果(いちじく)”
奥のんは
ちょっと早い、皮が剥きにくいし

熟れてて、美味しいわ

数年前から
いちじくって人気やな
ケーキに使われたり
お洒落なワインのおつまみになったり
人気やな

前は、地味で
おばあちゃんの好きな果物って
勝手なイメージで見てたけど
皮、剥いてこのままが美味しいわ

京都では
”城陽市”のいちじくが美味しい産地


今日の夕焼け
ピンクの雲を突っ切って
飛行機が突き進んでいった
後に直線の白い飛行機雲を残して

しばらくしたら
雲がオレンジ色に

空の景色はすぐに変わっていくな

夜、日が暮れてから
”将軍塚”へ夜景をみに
”将軍塚”は東山から
山科に行く途中の山手
くねくねと山道を上がっていく

左手の端っこが大阪方面に続く
大阪の空はほんのり明るい
京都とはネオンの数が違うもんな

ホンマは
夜景より星がみたい
今なら、天の川がみられる時期やし
”将軍塚‘’は外灯がある
京都市街も夜景が
綺麗なだけあって明るい
今日は新月から2日目で
まだ、細いお月さんやったけど
それほど星はみられへんかった
まあ、家からみてるよりは
たくさんみられたし
夏の大三角とか
アークツゥルスうしかい座が
ハッキリとみられて満足

星を撮ったら真っ黒で笑けた