ビクター製のオーディオ機器は何故か評価が低い様だ。
昭和時代の製品群を見ると、アイディアと創意工夫に溢れた意欲的な物が多い。
特にスピーカー製品群は、初心者には触れ辛いデザインの物が多い気がする。
技術者的視線からのデザインだからだろうか。
技術がデザインを決定する。
そんな姿勢が垣間見える。
技術や理論、素材や工法がデザインを決定する。
私としてはその姿勢は歓迎するが、音質や技術に興味の無い人にしてみればどうでも良い事だ。
単に便利で簡単であれば良いのだ。
しかし昭和時代のビクタースピーカー群はマニア向けのデザインの製品が多い。
SXシリーズはシンプルで比較的一般人にも受け入れやすい。
内部はノウハウの塊で、羊の革を被った狼となっている。
CDプレイアーと言いスピーカーと言い、ビクターの偉大さ、日本産業の偉大さに今更ながら気付いた次第である。
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