NPO法人東京海難救助隊パトロール艇(救助船)はばたきブログ

発航前の点検・見張りの徹底・ライフジャケットの常時着用・連絡手段の確保
海の安全運動(7月1日~8月31日)

東京湾海上安全パトロール及び水質調査実験

2009-01-20 11:54:07 | NPO法人東京海難救助隊はばたき航海日誌

1月18日

天候 曇り 気温11℃(羽田空港基地付近 午前10:30現在)風向 北 風速2~4m潮汐 低潮02:50高潮09:07低潮16:19標準港横浜 日出06:19 日の入り16:54

羽田空港基地~京浜島~東京港西航路~青海埠頭船の科学館沖~台場~晴海埠頭周辺海域~隅田川河口~日の出ふ頭~レインボーブリッジ~青海埠頭~15号地~東航路~羽田空港東沖~京浜島~羽田空港基地 北部海域のプレジャーボートの出艇は少なく羽田空港新滑走路工事関係船舶が多く見られた。途中、船の科学館前海域と羽田空港北海域(京浜島海域)にて水深透明度を測定するため、試作の簡易透明度板(CDを再利用して測定器を自作)とプロの使用する透明度板(正式には20~30㌢白色板)の調査機材を海域に投入1~5m以内の範囲でテストを繰り返した結果どちらも、ほぼ誤差がなく測定する事が出来自作の物でも問題ないようだ。今後この機材を併用してテストを繰り返し、定点観測調査に役立つものと期待したい。今回使用した機材・プランクトンネット、透明度板、水温計、塩分濃度計、等、 カウンセラー1名、 海上安全指導員3名、救助乗組員2名乗船。 この調査は平成20年度西武信用金庫環境保全活動助成金支援による海洋環境調査事業で、年6回以上の定点観測を市民レベルで行い、基礎的データー収集するもので単年度でなく、今後継続的に調査、観測する予定です。            Photo_10 Photo_11 Photo_12                                          Photo_9 Photo_6 Photo_7

水温は10.6℃ 塩分濃度.2.2% ↑プロ用透明度板14:40撮影 天候曇 風速3m

↑自作のリサイクルCD透明度板

上の画像は水深1.5m位の計測地点 下の画像は左自作リサイクルCD透明度板とプロ用透明度板               ↓プランクトンネットで採取中のプロ用ネットPhoto_14 Photo_13