NPO法人東京海難救助隊パトロール艇(救助船)はばたきブログ

発航前の点検・見張りの徹底・ライフジャケットの常時着用・連絡手段の確保
海の安全運動(7月1日~8月31日)

東京湾北部海域で海難救助訓練が行われました。

2010-07-20 19:31:19 | NPO法人東京海難救助隊はばたき航海日誌

7月19日(海の日)

東京港・東京海上保安部舟艇基地(ポンツーン)及び周辺海域で官民合同による小型船舶の海難救助訓練及び合同パトロールが実施されました。

★午前10時00分出動式

★ポンツーン上で救命胴衣着用体験訓練・体験者などが海中に転落し、救命胴衣の有効性を体験し簡易救助器具「ペットボトルなど」を使用して海中転落者を救助する。(ポンツーン上へ

★自己救命策3つの基本・各訓練者自らが指導者となるべき指導・啓発を行う

★考案した引き紐の短い救命胴衣を実際に制作体験を行った。

★簡易救助器具(ペットボトル)使用方法を救助者が遠投し救助体験をした。

★消防ポンプによる放水訓練を実施・青海ふ頭前面海域にて想定船に向け放水開始取り扱い方などを訓練参加艇が見学した。

★「一部午後よりパトロール(外港パトロール組)実施中、海象や風等の影響があり早めに帰投した。」

20107192 ←落水後救助者が簡易救助器具を投入↓

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20107194←ペットボトルの 簡易救助器具で落水者を引き寄せる。

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↑制作中の救助ロープ                                              ↓  完成見本の救助 ロープ左は取手用アイなし・右アイつき救助ロープ 船上などに引き  上げるとき上げやすい。(テスト結果でも引き上げやすい)

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↓見本の救助ロープ(アイ付き)を実際に使い救助作業中の隊員

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↓アイ付き(取手)の方が、数人でデッキへの引き上げ作業ががスムーズにいくようだ。

2010719_3 ←救助完了


第2回SUBARU-ZA CUP YACHT RACEが開催されました。

2010-07-20 14:08:01 | ニュース

7月18日(日)

第2回東京湾でヨットレースが開催されました。

第1回を上回るエントリーで、120艇を超えるヨットでレース競技が行われました。

クラス別で早い艇は、浦安沖を09:00スタート→ウミホタルを周りスタート場所に戻るコースで競技が行われました。

共同主催    東京ヨットクラブ/浦安ヨットクラブ

後援       JSAF加盟団体 東京都ヨット連盟 /JSAF加盟団体 外用東京湾                               (社)関東小型船安全協会/海上安全指導員有志

特別協賛    スバル興業株式会社

協力       東京夢の島マリーナ/浦安マリーナ/有楽町スバル座

運営       第2回SUBARU-ZA CUP YACHT RACA TOKYO BAY OPEN  2010 実行委員会 

監視救助艇として(社)関東小型船安全協会所属・NPO法人東京海難救助隊・(はばたき)と海上安全指導員3名及び隊員4名等が警戒にあたりました。

写真はヨットレース最終クラス?(監視救助艇はばたき船上より撮影)

    2010718


東京港北部海域海上安全パトロール

2010-07-05 18:00:06 | NPO法人東京海難救助隊はばたき航海日誌

7月4日

天候 晴れ 気温28℃(午前10:50現在羽田空港付近 ) 風向南 2m

京浜島→羽田空港北海域→東京灯標→東航路→西航路→台場海域→晴海埠頭海域レインボーブリッジ→西航路→京浜島→羽田基地 各海域ともプレジャーボートの出艇は少ない

一方、 一部の海域ではマリンジェットなどの出艇がみられたが、ライフジャケットの未着用は確認されなかった。空港北海域ではクルーザークラスのプレジャーボートのライフジャケット(デッキ上部数名乗船)の未着用が確認された。プレジャーボート乗船の皆さん、是非常時着用お願いします。ただいま、全国海の安全(海難防止強調運動)運動実施中です。(7/1~8/31)


東京湾体験乗船参加者募集のおしらせ(8月分終了)

2010-07-03 14:09:45 | 東京湾の海

下記日程にて、杉並区民を対象に東京湾の「環境学習と体験航海」を開催することになりました。この事業は杉並区NPO支援基金助成を受けて実施するものです。

「1」事業名   東京湾の環境学習と体験航海

「2」事業実施地域   東京港周辺海域

「3」実施日時  8月1日(日)   8月22日(日)  の2回

各回とも午前10時00分(出港)~午後1時30分(帰港)

「4」参加費    800円 (資料代・保険代)

「5」募集対象者 小学4年生以上(小学生は保護者同伴)の小・中・高校生・杉並区在住者

「6」アクセス  京浜急行羽田空港線品川→天空橋下車10分「送迎車駅前で待機しています。」(船舶係留施設・大田区羽田空港1-13地先 NPO法人東京海難救助隊羽田基地 海老取り川・湾岸警察船舶係留施設隣り)

「7」事業内容 体験航海・環境学習

 コースA  

羽田基地→レインボーブリッジ→お台場→東航路架橋「東京港大橋」建設現場   海域→東京灯標→羽田基地

コースB

羽田基地→羽田空港拡張現場海域→東京灯標→レインボーブリッジ(波の穏やかの時)→お台場→羽田基地A・Bコースとも途中波の穏やかなときに停泊・昼食

環境学習   コースA・Bとも途中2カ所で採水・透明度観測を予定しています。

★基地に帰って顕微鏡でプランクトン観測を予定しています。

★簡単なアンケートを予定していますのでご協力をお願いします。★倍率100倍程度の学習用顕微鏡をお持ちの方は持参して下さい。

★お手持ちのデジカメで顕微鏡の写真を撮影できます。

航海中止基準  

天候不良など海上風速5M以上 天候の影響で予定通り体験乗船が出来ない場合でも参加費の800円(資料代・保険料)は返却出来ませんのでご了承ください。

「8」応募方法

①募集締め切り  7月26日(月)「8月募集分終

②乗船希望日 8/1(日)又は 8/22(日)のいずれかを記入下さい。各回10名

③応募者多数の場合抽選

④結果の報告 応募方法と同じ方法で当選者のみ連絡いたします。

「9」応募方法と連絡先

①はがきの場合                                              

168-0073杉並区下高井戸1-21-12                                         

NPO 法人東京海難救助隊・事務局 ・新井 宛                               

②電話/FAXの場合 03-3329-2851 FAX 03-3329-2899

その他

★東京港周辺には多くの観光スポットは有りますが、公園地区以外は殆どが海を背にして立地している施設が多い。

★海の海水は外観から汚れいるとの先入観もあり水辺を親しむ機会が少ないのが現状であります。

★羽田空港拡張工事、東京港東航路の架橋事業、新東京(スカイタワー)の建設等水辺からの眺めも変化しており、社会見学のニーズは多いと考えます。

★この事業は平成22年度杉並区NPO支援基金より助成を受けて実施するものです。

 

Photo_2 左のロゴは杉並区NPO支援基金のマークです