NPO法人東京海難救助隊パトロール艇(救助船)はばたきブログ

発航前の点検・見張りの徹底・ライフジャケットの常時着用・連絡手段の確保
海の安全運動(7月1日~8月31日)

東京湾羽田空港海域で撮影会が行われました(2016第2回その1)

2016-01-28 16:29:39 | お知らせ
1月24日(日)天候 晴れ 5℃ 風向 北東 5m~8mt(東京湾強風警報予報) 東京羽田空港舟艇基地
筆者が自宅を出たのは午前03:09気温-3℃先週に続き降雪、強風が懸念されたが今の段階では問題なしである。道中渋滞も気候の変動もなく04:50羽田空港基地に到着。既に他の隊員3名は船内で出航準備中である。今日は、1月11日(成人の日)に続き、東京羽田空港海域で写真家協会主催による第2回目撮影会である。月が西の空に残り、風浪なく穏やかな海面である。05:40頃主催者(撮影乗船者)10名のお客様が乗船、打合せ、救命胴衣を装着確認後05:55羽田空港基地出航,まだ夜の明けやらぬ黒い静かな水面を滑り航く、途中で周辺海域が明るくなり、C滑走路にて撮影開始、06:40過ぎ、太陽が雲間より少し顔を覗かせ、大勢の写真家がレンズを向けるため、恥ずかしいのであろう、すぐ 隠れてしまう。上空晴れてはいるが、下方は少し霞み気味。
いつもより機影が少なく感じられるのは、西日本大雪の為空港閉鎖、減便の影響であろうか、08:00過ぎごろから風浪が強まり、船位の固定に苦心する。国際VHF無線機報からは、8mの風と報じている。周辺海域に漁船・プレジャーボートなど数隻が出艇している、本船としては、周辺船舶に気を配りながら各船の安航を祈る。本船は、D滑走路東海域に撮影ポイントを移動、この頃、屋形船を借り切った撮影集団が本船に並ぶように位置を取る。互いに、手を振り合っている写真家仲間の様子が微笑ましい。右舷後方からPC01(巡視船まつなみ)が全速であろう、大きな航跡を残し川崎方面を横切っていく船影を確認。
その後、本船は、多摩川河口にポイント移動 A滑走路沖にてArr機を撮影。水警艇が上流に。同海域を離れ11:35羽田空港舟艇基地帰港。撮影会は終了

●写真家の皆さんは、強風の中及びローリングの中、安全確保に努めながらシャッターを押し続けていらっしゃいました。被写体機は普段より少なかったがANAとボーイング社コラボでキャラクター[スターウオーズ]を始めCXの[キティちゃんJL[嵐、大野智デザイン]等特別塗装機を撮影できたことは写真家の皆さんは、満足されたのではと、撮影船運航スタッフは思っています。



、、写真↑は、ボーイング社とANAコラボによる特別塗装され東京国際空港(羽田空港)Dライン離陸中のスターウォーズ航空機(フォト足立隊員撮影1/24)


写真↑CX特別塗装のキティちゃん(フォト足立隊員1/24撮影)


  写真はJL大野智デザイン特別塗装機(嵐)(フォト足立隊員1/24撮影)

(本船(はばたき)足立 乗組み隊員報告) NPO法人東京海難救助隊・事務局