今年はイースターが終わってちょっとしたらイスラム教のラマダンが明けて、私の町ではお祭りモードが続いている。
私もいちおうイスラム圏(マレーシア)に三年住んでいたことがあるので、長い断食が明けた時の人々の晴れやかな表情には見覚えがある。世界中同じだなあ~
断食明けの日(当日になるまではっきりわからないところがドラマチック)にお祈りに向かう人々
マレーシアにいた時はラマダンが明けると同僚が招待してくれて美味しいごちそうをいただいた。このお祝いに必ず出てくるものとしてココナツミルクで味付けした米を椰子の葉に包んで蒸した粽のようなものがあって、これをカレーにつけて食べるのが美味しかった。
それからちまきのほかにカレーをつけて食べる網目のようなクレープがあり、見た目もきれいだしほんのりココナツミルクの味がして口触りもちょっと普通のクレープと違っておいしかった。
このクレープは「ロティジャラ」と言い、これを作るための穴の開いた「ロティジャラカップ」をスーパーなどで手に入る。そのカップにパンケーキの種を流し込んでフライパンの上から網目模様を作る。
実は私もクアラルンプールのスーパーでロティジャラカップを買ってきて、網クレープを焼こうと思ったのだけれど案外これが難しかった。種が濃すぎると穴からすんなり落ちてくれないし、薄いとフライパンに落ちたタネがうまく固まってくれない。
で、数年前に日本に帰った時に日本の百均でお好み焼きのソースやマヨネーズを細くしぼりだせる3穴のソース入れを買ってみた。これで焼いたらこのほうがはるかにうまくいった。日本のテクノロジーはすごい😄
右がロティジャラカップ
私もハリラヤ(ラマダン明け)を祝って、うわさによると松屋で人気メニューになったというルンダンもどきをつくり、網クレープを焼いて添えることにする。
マルメにはマレーシア人は少ないがルンダンの材料はだいたいタイ・ベトナム食材店で手に入る。写真はレモングラスとガランカルとこぶみかんの葉
こうやってぐるぐるタネを落として焼く。ちょっとココナツミルクとターメリックが入っている。砂糖は入れないがココナツミルクのせいでちょっと甘い。
完成。美味!
ちょっと動画も撮ったのだけれど、そうだった。gooblogは動画はアップできないんだった…😒
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