ズッキーニ収穫

海に行ったときは気温が20度ぐらいだったのだが、その後どんどん暑くなってきた。

朝はあいかわらず涼しいけれど、午後になると30度以上に！

畑のズッキーニも日々成長。

収穫し、半分を生のままスライスして、残りの半分をフライパンで焼いた。

美味しい！！　焼きズッキーニのレシピはこちらから。

野外は日が傾いてくれば涼しくなるのだけれど、寝泊まりしているトレイラーハウスは午後５時すぎてもサウナ状態の暑さ。

こんなところで煮炊きはできない！！ということで…

 

フリーマーケットで10クローナ(130円ぐらい)で買ったすすだらけのキャンプ用調理セットの出番。

ロゴも何もついていないので有名なメーカーのものではなさそう。へこんでいるしすすだらけで年季が入っている感じだったので、ちゃんと動くかなと思ったが…（アルコールバーナーはトランギア社の新しいのを買いました。これだけで99クローナ！）

水につけておいたパスタを豆といっしょに茹で、途中でもう一つのお鍋でさっとニンニクとズッキーニをオリーブ油で炒めて加える。

ちゃんと煮えた！　こういう調理具は風よけの穴から入り込んだ風が火力を強めてくれる stormkök「ストームクッカー」（嵐でも大丈夫っていう意味？）と呼ばれているらしい。

塩とにんにくだけの味付けだけど、外で作って食べるご飯は美味しい！

外はそよそよと風が吹いてとても気持ちがよかった。そのままコーヒーもいれて遅くまで外にいた。

 

これから収穫の続くズッキーニ、何を作ろうかな？

 

ビーチ

ちょっと抜け出してバスと電車を乗り継いて海を見に行ってきた。

白い砂がきれいな浜を散歩。南スウェーデンには何か所かこのような白い砂のビーチがある。

エメラルド色！と言えばいいのに、いっしょに行った友達と「バスクリンみたいだね～」と言ってしまう。

透明な水に思わず飛び込みたくなるが私に泳げる水温ではない…スウェーデンの人は平気で、何人も泳いでいる人を見た。

 

帰りに魚の燻製を売っている店で鮭の燻製（いわゆるスモークサーモンより高温で燻したもの）と魚やえびのテリーヌを購入。アボカドとレモンも買ってきて食す。

右のボールみたいなのはスーパーで安売りになっていた中東の「ラバネ　(Labneh)　ボール」　ヨーグルトを丸めてオイルにつけたもの。スパイスやハーブ入りのものもあるがこれは塩味。

 

 

トウ立ちコリアンダー + ヤム・グースベリー

トウ立ちしたコリアンダー。

最初は刻んで食べていたが、だんだん葉も茎も硬くなってきたので加熱して食べることにした。

まず卵焼き

豆を煮たのにぶちこむ。いい具合に柔らかくなった。

 

ねぎやワイルドガーリックがどっさりとれた時は韓国風お焼き作ったのだけれど、コリアンダーでもできるかな？？

…私がソウルに住んでいたころはコリアンダーは普通の食材ではなかったので、韓国料理とコリアンダーというのは考えたことが全くない組み合わせだ。

 

ちょっとチャイブ（西洋あさつき）も加えて焼いてみる。

カリッとしておいしい！タレがごま油としょうゆ、酢だったので韓国色が強いものができた。

でもこんなもの韓国の人は食べないよね、と思って検索したら何とコリアンダーのチヂミがいくつかヒットした。コスジョンというらしい。コリアンダーは韓国語で「コス」っていうのか！漢字語だろうか？

でも、さらに検索すると韓国人は一般的にコリアンダーが嫌いらしいことがわかった。「洗剤が入っているみたいな味」と思う人が多いという。

今度はタイっぽい味付けにしてみよう。

タイだと卵焼きや揚げ物にちょっと甘いチリソース（シラチャーソースっぽいものや透き通ったスウィートチリソースなど）をかけることが多いが、もうちょっとさっぱりしたものにしようと思って思い出したのが青いマンゴーのソース「ヤム・マムアン」。フィッシュソースに椰子砂糖、唐辛子、タマリンドソースをまぜ、コリアンダーと玉ねぎの薄切りや揚げたカシューナッツなどといっしょに酸っぱいマンゴーで合えたもの。昔はよく揚げた魚などにこれがかかっていたが、数年前にタイに行ったとき青いパパイヤを揚げたものにこれがソースとしてかかっていたものを食べた。

…といっても、スウェーデンのイナカに青いマンゴーがあるはずもないので、代わりになる酸っぱいものを探さなければ…

酸っぱいと言ってすぐ思いつくのは生のルバーブだが、ルバーブのクセのある香りがちょっと合わないかも…

それならグースベリーがいいかも。もう熟していたら酸っぱくないしやわらかいからアウトだが…と見に行くと

まだ硬かった！これを使おう。ナンプラーと唐辛子、玉ねぎの薄切り、砂糖をまぜてタイ風ソースを作る。普通はコリアンダーが入っているけれど

省略。

コリアンダーは揚げてみたかったが、イナカで油の処理をするのが面倒だったのでまた同じように小麦粉と片栗粉と水をまぜたタネで焼く。

グースベリーのソースも相性ばっちり。やっぱりパクチーにはごま油よりナンプラーだなあ。

 

 

 

 

トウ立ちの季節

イナカの朝は…

今年は毎朝キジの声で目が覚める。毎朝晩巡回してくる。

昼間はわりと暑くなるが朝晩は涼しい。

前回はまだ小さかったタアサイが育ってきた

…というより、トウが立ってしまった。

コリアンダーもあっという間にトウが立ち葉がちりちりになってきた。両方ともまだ小さいのに…

せっかく育ったんだから硬くなる前に食べなければ！

このタアサイはこちらの普通のスーパーで買ってきた「中国の菜っ葉」の種をまいたもので、春に蒔くと種の袋に書いてあるが、どうやら中国では冬に食べる野菜らしい。まだ種を売っていたらもう一度蒔いてみようか？？

とりあえずトウ立ちしたものを収穫してにんにく塩炒めにしてみる。

おいしい！！カイラン菜のような味で根元はシャキシャキした歯ざわり。最後にごま油をたらしたがオイスターソースとも合いそうだし、オリーブ油と鷹の爪でイタリアっぽくしてもよさそう。

 

和風に煮付けても美味しい！葉がとろっと柔らかくなる。いっしょに煮たのはビーガン食品店でよく売っている大豆たんぱくを戻したもの。油揚げのように見えるがもっと硬い。油揚げとお麩を足して二で割ったような感じ。カラカラに乾いているので長持ちする。

トウ立ちがひどくなる前に全部食べられそうで嬉しい。