桜草の親せきキバナノクリンザクラ これも二株ぐらいお隣にいただいて植えたら毎年増えて原っぱがこんなになった。
このあたりでは春の訪れを告げる花の一つ。日本では何とかイチゲというらしい
野良仕事をしていたら空から降って来た鳴き声…
「あれ、鶴?」
毎年春になるとスウェーデンに鶴がやってくる。隊列を組んでアフリカを出発、ヨーロッパ大陸を通過してはるばるスウェーデンにやってきて子育てをするのだが、たいてい森と湖のある中部以北まで飛んでいったところで棲み処を定めて着地することがほとんどなので、ここ南スウェーデンでは空高く飛んでいる隊列を春に一度、秋に一度地上から見上げるのが恒例の行事のようになっている。
でも、鶴の大移動は今年はもう終わったはずなんだけれど…と声のする方を見ると、なんと鶴が水辺に降りて散歩している。遠くてよく見えないので適当にカメラを向けて写真をとってみたところ、どうやら三羽いたようだ。こんな時間にこんなところにいるということは、北上する気はなくてここを棲み処にしようと決めているのか?? このあたりは自然はイマイチだけど水や食べ物の調達は問題ないだろう。また会えるかな??
この写真ではわからないと思うけれど一応
イラクサとワイルドガーリックがどんどん育ってジャングルになりかかっているのでまた収穫。
イラクサはこまかい棘が刺さると二三日ちくちくするし、腫れてしまうこともあるので、料理するときは親の仇のようにぐつぐつ煮ていたのだが、スウェーデンのベテランのシェフがこのイラクサでスープを作っているところを動画で見たら、なんとイラクサの葉をワイルドガーリックと岩ミツバとともに生で刻んだだけのところにブイヨンをかけてバーミックスでがーっとやるだけで完成!「えーっ そんなんで大丈夫なの?」
と思ったけれどプロのシェフがやっているんだから大丈夫なのだろう。
そのシェフを真似してスープを作ったら、ぐつぐつ煮るよりもはるかに香り高いものができた!
のこりをオート麦でリゾット。これもおいしかった。
イラクサのスープ、飲んでみたい!