まずは掘る場所を決めたらスコップで掘れるところまで掘る。そこに鞘管を立て叩いて少し打ち込む。
その後先に作った井戸掘り装置に上げ下げ用のパイプを接続し地下水が出てくるまではホースで水を入れながら上下させる。
泥水として掘り上げるイメージだ。重さを感じたら引き上げて中の水混じりの土砂を捨てる。
その次に鞘管を地中に押し込む。柔らかい層で掘削が順調だと掘っている最中に鞘管に荷重するとスーッと下がる事がある。叩いたりテコで押し込むこともあった。
鞘管が垂直に入っていっているか時々レベルをチェックする。
鞘管が足りなくなったらソケットと呼ばれる接続部品で次のパイプを接着接続する。このサイクルを繰り返す。
上げ下げ用のパイプも足りなくなったらジョイントする。
4mの鞘菅2本分掘ったので地中8mまでの掘削で地下水位は2.5mだった。近隣で井戸のあるお宅では2m程度で出ているとの話を聞いていたので、ほぼ同様で納得。
上げ下げ用のパイプが最終的には8mとなりそれを上げた時に捌くのが一番面倒だった。
空中でぶらぶらして行方が定まらない。パイプがあらぬ方向に行かないようにサポートしてくれる人がいると楽。
次はポンプの設置に向けて準備!