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Tシャツとサンダルの候

桜の回廊


今、淡い色彩が、そこかしこを彩っている。

この季節の日本の風景は、


「ひょとしたら、世界一美しいかもしれんな。」(私)

「確かに。」(家内)


そんなありきたりな会話をしながら、車を走らせる私達。



ゴホン、


えーっと、



ここで、

数日前の投稿の、

『ヤツが頭を下げるまで、口をきいてやらない』

とかなんとか言ってた一節を思い浮かべた方もいるかもしれない。

結論から言おう。


その件は終了した。


『あれはどうした?』とか、

『あれはどこにある?』とか、


あれこれヤツに尋ねないと、生活する上で極めて不便だからだ。

温和で寛容な私は、いつまでも引きずったりしないのだ。


本題に戻る。



のどかな田園風景の中、ひと際目立つピンクの帯が見えてきた。



流川の桜並木である。




並木道の中程に設けられた臨時駐車場に車を停める。




「これってもしかして、金庫に穴をあけて、そのまま中に落下する仕掛けとか?」

「まさか。金ば入れてみらんか。」


チャリ、チャリ、チャリーン


それは金庫の上に置かれただけの、拍子抜けする程、ありきたりの募金箱だった。



ほんの少しだが、屋台も出ている。

とは言え、

流石に、河原でシートを広げて飲食している姿は見かけない。



桜の回廊を行く。




見上げれば、ピンクの屋根である。













河原に覆いかぶさる桜、桜、桜。




ドンピシャリの満開である。







対岸には花筏がほんの少し。






















小学校の入学前の記念撮影だろうか。

親子三人で正装である。

陰になって見えないが、女の子はランドセルまで担いでいる。



2km程続く桜の回廊。




十分に満喫した。



「少し時期は早いかもしれんけど、せっかくやから、野倉まで行こうか。」


花見の後は、浮羽から離れ、九重町野倉集落ミツマタの里へ。



野倉到着。

ミツマタの森への遊歩道が、去年までとは違っていた。

「去年の大雨で、以前の森へは行けなくなって・・・」

仕方ないので、ひと尾根ずれた、別の場所に代わったのだそうだ。

全く・・・あの水害ときたら。

どこもかしこもやられてしまった。



ミツマタの森。




去年までのボリュームとは、比ぶべきもない。

時期も早かった。



色付きがイマイチだ。









野倉のミツマタを見るなら、もう少し後をお勧めする。

それと、去年までとは違い、滑りやすい所もあるので、それなりの靴は用意した方がよさそうだ。

更に言うなら、花見の服装では・・・・




寒い!!

コメント一覧

minou_yamatai
このボリュームと景観の割には、毎年人出もそう多くはなく、穴場的場所で気に入っています。
ミツマタは少し残念でした。見頃は来週ですかねえ。
a-yamahiro
  こんにちは~
 素晴らしい桜並木ですね。
 のんびり散策して、少し疲れたら土手に腰を降ろして
 お弁当持参なら言うこと無しの場所みたいですね。
 サクラ、菜の花、ミツマタ、野の花々とすっかり堪能されましたね。
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