マンションに引っ越して、10年とちょっと経過した。
9階と言う事もあり、真夏でもエアコンを使わなくていい日が多く、快適に過ごしている。
ただ、気密性が良すぎて、冬の結露がすごいのだ。
カーテンがカビだらけである。
前々から、結露対策はどうにかせんといかんとは思っていた。
たまたま長崎の義兄の家に遊びに行った時、ペアーガラスに替えるより、内窓を取り付けた方が絶対にいいと勧められ、
なるほど。確かにそっちの方が合理的たいね。
んじゃ、そうすんべえ。
となった次第だ。
「んちわー、〇〇ですが、工事に参りました。」
予め、見積もり時に採寸しており、パーツは出来上がっている。
窓のレールなどは現場で組み立てるだけだ。
ただし、一番長いレールは4m以上ある。
いきなり、
「搬入できるやろか?」(業者)
オイ!
そこまで計算してきたんじゃないのかよ。
とにかく、ここで心配するより上げてみようぜ。
彼らを励ましながら階段を上る。
あーでもない、こーでもないと、レールを右往左往させ、これしかないと言う切り返しを漸く発見した。
さらに、工事は二人のチームだが、切り返しの一つだけは、明らかにもう一人の人手が要る。
よしきた、俺がこちらから受け取るから、そっちから手渡して。
それを9回繰り返し、なんとか部屋まで到着だ。
あとはすべてエレベーターで事は足りる。
後で聞いたが、階段で搬入できないような場合は、
「10何階からロープを使って、手で吊り上げたことがありますよ。怖かったー。」
だって。
約3時間ほどで工事は終わった。
新しい窓枠。
これに内窓を付ける。
微調整を施したら完成だ。
もう、暖かくなってきているし、はっきりとした効力は実感できないが、外から入ってくる騒音は明らかに違う。
これから、夏に向かってエアコンを入れた時などには、断熱も実感できると思う。
補助金も若干だが出る。
いずれ何かの機会に、その効力をレポートする、
・・・・・かも。