Tシャツとサンダルの候

猫さん捕獲奇襲作戦!

先月、五島旅行に行く前に、娘のアパートに猫を預けていた。

その後、旅行から帰って、猫を引き取りにいくも、惨憺たる結果に終わった事は、ブログに書いた通りである。

忘れ去られし者

タイトルのように、私達を忘れ去ったとは思いたくないが、娘のアパートが快適なのは間違いなさそうだ。

猫に大甘の娘は、大好きなチュールを盛大に与えてくれるし、元々猫達は、この娘に一番なついていた。

とは言え、いつまでも娘の所に置いておく訳にもいくまい。

1ヶ月以上が経過した今、猫達を我が家に帰還させることが、益々困難になる。


そこで、作戦を考えた。

名付けて【猫さん捕獲奇襲作戦】である。


フクもウメも、玄関のチャイムに敏感である。

我が家に居た時からそうだった。

チャイムの音が聞こえた途端、たちどころに雲散霧消してしまう程の人見知りなのだ。

前回の失敗は、娘の部屋のチャイムを鳴らしてしまった事だ。

部屋に入った時には、すでに雲隠れした後だった。

ベッド下の狭い隙間から、自主的に出てきて貰うのは、容易な事ではないのだ。


今回の作戦はこうだ。

予めLINEにて、私達がアパートに到着している事を知らせ、事前に玄関のロックを開けさせる。

続いて、家内がコッソリ入って行き、猫に奇襲をかける。

頃合いを見計らって、私も入室し、完全確保を図る。

実に緻密な、3段階に亘る作戦である。


先陣を務める家内が入室して30秒程経った。

ドアの外で聞き耳を立てるも、現場に異常は無さそうだ。


んじゃ、そろそろ、


そーっと、、、、


??


「猫は?」(私)

「既に逃げられた後だった。」(家内)


へ?

もーし。

 

お元気ですか~?

 

久留米に帰りますよ~。

 

何度か説得を試みるも、猫達の意志は固く、結局、今回も断念。

娘も、本音はもう少し居て貰いたいというし・・・

 

【猫さん捕獲奇襲作戦】 失敗!

猫達の、再々逗留決定である。

次回、福岡のアパートで作戦を展開する日時を、4月8日頃に決定。

厳しい戦いになるだろうが、3度の失敗は許されない。

夫婦して、覆面でも何でもして、事に臨むつもりである。




ちゅうか、俺たちが来る前に、娘がケージに入れとけよ!!

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