「どわー!!しもたぁー!」
出だしから騒々しくて恐縮である。
金曜日は、単独で九重登山の予定だった。
が、
そんな日に限って爆睡である。
5時半起床予定が、起きた時は既に7時半を回っていた。
大幅な寝坊である。
仕方ない。
ここまで寝坊すれば、諦めもつく。
また次回だ。
てことは、
「ひま~。どっか行くぞ。」
となる。
そんな時は、久留米市民には、石橋文化センターがある。
置物のように、身じろぎもしないアオサギ。
梅は咲き始めといったところ。
そうこうするうち、昼飯の時間だ。
「あそこに行ってみる?」(家内)
「そうやな。一遍行ってみるか。」(私)
その店は、田主丸の山苞の道沿いにある。
着いた所は、何故か植木屋さんである。
植木屋と言っても、そんじょそこらの植木屋じゃない。
全国規模の、緑地開発企業である。
山の斜面を埋め尽くすように、手入れされた植木が並ぶ。
何しろ広大である。
敷地内には散策路まであったりする。
社屋の奥、山小屋風の建物2階が目指す店のようだ。
植木屋カフェ。
どうにも気になるではないか。
「カフェだと?似合わねえー!」
そんな声が聞こえてきそうだが、聞く耳は持たぬ。
私だってたまには、こんな店に入ったりするのだ。
当然店内は、私以外、全てがオバ、、、えーっと、妙齢の女性で占められている。
自慢はこの展望。
手前には筑紫平野、その奥には、三郡山系に嘉麻三山、遠くは英彦山まで一望だ。
「お待たせしました。週替わりランチでございます。」
今週はメンチカツらしい。
これに食後のコーヒーがつく。
ソースをトローリとかけて、
いただきまーす。
モグモグモグ
メンチカツを頬張りながら、次のくじゅう登山を考える私である。
次は寝坊しませんように・・・