湿原の帰り。
「それにしても、よく目の前に現われてくれたな。」(私)
「黒髪蘭を見つけたのも、ニシキキンカメムシも、全部偶然やもんね。」(家内)
「持っとるとぞ、俺たち。」
「見つけたのは、全部私。」
「・・・・」
「聞こえんふりするなー!」
いずれにしても、意気軒昂な私である。
とは言え、高揚していても、空きっ腹には勝てない訳で。
「あ、あそこ。カツ丼が佐賀で一番って自称してる店の支店じゃないかな?」
↓下の画像は7月に川副本店に入店した際の画像である。
並みいる他店を押しのけ、堂々と佐賀県カツ丼ナンバーワンと称する図々しさ、、、
あ、いや、
その~、無神経さ、、、あ、いや、
とにかく中々類を見ない店の、佐賀大和店らしい。
驚くべき事に、支店であるのに本店を凌駕し、
佐賀県どころか、ここは日本一であるらしい。
誠に同慶の至りである。
とにかく、高揚しきっている私だ。
日本一こそ、ふさわしいじゃないか。
本店では佐賀県ナンバーワンの、栄えあるカツ丼を頂いたが、
今回は、カツ丼と双璧をなす超人気メニュー、チャンポンである。
特色としては、羅臼昆布と花鰹を使った和風出汁との由。
おや?
うどんの様な澄んだスープを連想していたら、色的には、普通のチャンポンスープである。
顔を思いっきり近づけて見ても、やはり普通である。
では、
ズルズルズルーーーー
ん?
和風が何処にいるのかよく・・・モグモグ、あ、こんな奥にいた。
柚子胡椒がお勧めらしい。
どれどれ、
モグモグ
うーーーん。
俺はやっぱソースだな。
今回は、いつもより多めに、
ドボドボ
ズルズルズルー
まあ、何て言うか、あれだ。
日本一どころか、佐賀大和地域に限定しても、一番かどうか。
幸せの青い蜂は、私に幸せを運んでくれなかったようだ。
「親子丼は美味しかったよ。」(家内)
グシュン