朝ドラが終わると、朝の散歩の時間だ。
やおらカメラを掴み、
「んじゃ、行ってくる。」
「カメラ持って、どこ行くと。」
「高良川。カワセミ、いるっちゃないかな。」
「待って、私も行く。」
てな訳で、高良川である。
定番の水鳥たちが、思い思いに寛ぐ川面。
コガモ
マガモ
尾羽のカールがチャーミングだね。
土手や川の中には、カワセミが止まりやすいように、擬枝が至る所に配されている。
カワセミ愛好家達の、涙ぐましい努力の跡である。
「いるなら、この辺りの筈・・・」
「あ、あそこ!」
ホントだ。
と、喜んだのも束の間。
カワセミは、水面の上を下流に向かい、数十メートルを飛翔。
慌てて追いかける私達。
「お、止まった。」
やっと追いついたものの、
何が気に食わないのか、私らの事など知らぬげに、またしても移動。
「お、とっとっと。」
またもやオロオロと後を追う私達である。
ここは気に入ったようだ。
小魚を捜しているらしい。
パシャ
パシャ
ここで、高校の先輩とバッタリ。
この先輩、
私のブログを見てくれているようで、
「これ、家内です。」(私)
「あー、よくブログに登場してくる。あちこち楽しまれてますね。」(先輩)
「はは・・・ど、どうも。(恥)」(家内)
先輩と別れた後、とある池に移動。
ひゃー、すげえ。
いるいる。
数万羽は下らないだろう。
土手下を群れで移動しているヒドリガモ。
こちらでは、オオバンと仲良く泳いでいる。
ただ、ここに来た目的は、ヒドリガモでもオオバンでも無い。
今、飛び立った鴨の群れ。
この鴨こそが、今回のお目当て、
トモエガモである。
この時、一瞬だけ池の上に日が差してきた。
頭部のメタリックグリーンの巴マークが、いっそう輝きを増す。
「あ、きれいやん。」(家内)
「ほんなごつ。」(私)
日が差したのは数十秒、
元の曇天の空に戻ってしまった。
今度は晴れた日に来なくっちゃ。
カワラヒワ
こちらも大群である。
群れないお前は立派だね。