月曜日は待望の抜糸日。
これで、引き籠り生活にも、ようやくおさらばである。
明日からは、山にも登れるし、
チャリにだって、乗れる。
そうだ。
水曜からは天気も良くなりそうだし、早速どこかに遠出しようかな。
看護師に診察台に横になるように促される。
「それでは江島さん。糸を抜きますよ。少し引っ張られる感触があります。」(院長)
おっと、ガッテンだ。
かまうこたねえ。
じゃんじゃん引っこ抜いてくんな。
である。
ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ
「あれ?」
「??」
「くっついてないぞ。」
「え?今、何て言いました?」
「あれれ?」
「どどど、どうしました?」
「江島さん。以前、膝を手術とかしてますか?」
「いいえ。」
「奥に黒いものが・・・」
「黒い?それって・・・」
何と傷口の奥深くに、1㎝弱の石片が潜んでいるらしい。
転倒したのはアスファルト上だ。
黒い石コロなどゴロゴロしている。
当然あり得るだろう。
これが邪魔して、一部傷口が塞がっていないらしい。
石片を取り除くためには、切開が必要らしく、抜糸どころか、
「石を取り除いたら、2針ほど縫わんといかんです。」
・・・あのねえ。
トホホ